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以前紹介した「タブレットスタンド」にリングノートを置く、というテクニック。新たな展開技(ワザ)を思いつきました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1256号●2025年1月24日(金)
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読者さん、こんにちは。
今年の年頭、1月7日のこのメルマガで、「机上にタブレットスタンドを置き、そこにリングノートを置いて掲示しておく」というテクニックを紹介しました。
今日は、このテクニックの拡張版の話をしたいと思います。
まずは前回お話した「タブレットスタンド+リングノート掲示」の話の整理からやりますね。
ダブルリングノートは、
●半分折りができる
のがノートとしての特徴で、たとえば、一般的なB5ノートなどだと、半分折りはしにくくて、見開きでB4サイズのスペースが机上にないと読み書きできないわけです。これ、けっこうな面積が必要です。
しかしダブルリングノートだと半分折りができるので、筆記面だけ、つまりB5サイズのノートならB5の面積のみを開いてメモを取ったり、メモした内容を読んだりができます。
しかも、表紙が厚めのボール紙とかPP素材だったりすると、表紙を下敷きにして立ったままでも書き込みや閲覧ができるわけです。
この特性はタブレットと非常に近い。というか、タブレットがこういうノートやクリップボードにはさんだ書面をイメージして開発されたんだと思います。
で、タブレットが普及して、たとえばiPadなどを活用している人などは、PCのディスプレイやノートパソコンの画面の利用スタイルのように、タブレットを表示しつつタッチ操作もできるようにと、机上で「タブレットスタンド」を使うようになったわけです。
で、このタブレットスタンドにダブルリングノートを置いて使ってみるとすごく良い、ということに気づいた、というのが先日のメルマガの内容でした。
とくにハビットトラッカーのページを開いて、複数課題をチェックしながら次々に処理したりするには最上だったんですね。
毎日習慣にしたいことの一覧が目の前にあるんだし、それを日々チェックするだけで成果になるわけです。
チェックマークを入れるだけですが、「成果」がすぐに形になるので、モチベーションも落ちないんですね。
特にスタンドに立てかけておくと、ノートが机の場所ふさぎにならずに参照できて、しかもすぐに手に取って書き込むことができるので、なかなか気持ちが良いわけです。
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で、ここまでは百均で売ってるタブレットスタンドと、どこにでもあるダブルリングノートで充分にやれることです。
ここからは、僕が使っているオープンリングノート(ツイストノート)特有の「バインダー機能(リーフの抜き差し機能)」との連携で生きてくる技(ワザ)でして、今日のメインの話はこっちです。
タブレットスタンドでノートを使っているうちに、バインドしている用紙が少しずつ増えてきました。で、バインドするには苦しいくらいになってきたので、テーマ別で用意している別のバインダーにリーフを移し替えたわけです。
こういう別バインダーは、僕の場合、机の上の「本立て」に立てかけているんですけど、この「本立て」方式だと、いま稼働しているテーマとかは参照しにくくなって、閲覧頻度が落ちてしまう危険があるわけです。
「ノートを閉じて、本立てに入れてしまうのは問題あるよなぁ」
と思ってたんですね。
で、ふと、そのテーマ別バインダーの、いま作業している内容といちばん関連のあるページを開いて、そのまま「タブレットスタンド」に立てかけてみたんです。
そしたら、これがかなり良いわけです。もう少し考えたいテーマとかが目の前につねに掲示された状態になる。これは良いと。
そこで、死蔵していた各種タブレットスタンド(買っては「イマイチかな」と使わなくなって、しまいこんでいました)を取り出してきて、いくつかのタブレットスタンドに「テーマ別バインダ」の中身を表示したまま立てかけてみたわけです。
これがけっこう良いのです。
なんというか、まさにPC上でやっている、マルチウィンドによるマルチタスク処理にすごく近い。メインノートで日々の処理作業をしつつ、他のテーマの内容を思い出すのにパッと視線を移動するだけで、進行状況が分かる。そういう便利さが生まれたんですね。
メインノートからあふれたら、別バインダーに移してそれを掲示する、という感覚です。
まだやりはじめて時間も経っていないので効果のほどはまだ分かりませんが、これもなかなか良いテクニックではないか? という気がしています。
タブレットスタンドの複数使い。けっこう可能性があると思いますので、良かったら試してみてください。
ではでは、今日のメルマガはここまで。また明日お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1256 -了- ]---------------