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日々繰り返す作業には、それなりに厳選した「専用の道具」というものが必要なんだと思います。たとえかなりつまらぬ作業であったとしても。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1262号●2025年1月30日(木)
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読者さん、こんにちは。
今日はちょっと、僕が毎日使っている「ホワイトボード」について、紹介したいと思います。
ホワイトボードはいくつか購入して活用しているのですが、いま一番メインで使っているのは、机の前に掲げてあるヨコ90cm・タテ60cmのよくあるサイズのホワイトボードです。
ホワイトボードに関しては、いろいろ紹介したいノウハウもあるし、書き始めたらキリがないのですが、ひとつだけどうしても紹介しておきたい「ツール」があります。
それが何か? というと、それは文字を消すための「イレーザー」なんですね。
小学校の「黒板」の場合だと「黒板拭き」という名前だったと思いますが、ホワイトボード用は「イレーザー」「ホワイトボード消し」「ホワイトボード字消し」といろいろ名称が異なりますし、決まった形状というのもあまりないように感じます。
ホワイトボード用のマーカーにはキャップ部分に「イレーザー」がくっついていて、それを使って字を消している人もかなりたくさんいるでしょう。
しかし、この「イレーザー」という奴、意外に「使えない」タイプがたくさんあるんですね。
というのは、ホワイトボードに書かれている文字というのは、ある程度の期間が空いてしまうと、途端にとても消えにくくなるからです。
マーカーキャップのオマケイレーザーでは、簡単には文字が消えないことも多々あるわけです。
「大きなものなら良く消えるかな」
と思って専用のイレーザーを買ったこともありますが、結局は同じことでして、あまり長期間消さずに残していた文字などは、ほんとうに全然消えてくれないわけです。
それに大きなサイズのイレーザーというのはホワイトボード全体を消す、ということを意識しているので、「部分消し」には向いてなかったりするんですね。
一部だけ消して、残りはそのままにしておく、というような時にはマーカーキャップのオマケイレーザーの方が快適な事も良くあります。
そんなこんなで、「これだ!」という決定版のイレーザーが見つからないまま、ずっとテキトーに処理してたわけですが、数年前からは「消し方」が安定してきて、もうこれ以上変える必要はないな、という形に整ってきました。
ではどんなイレーザーになったかというと、
●ティッシュ
なのであります。
正しくは、
●ティッシュ+アルコール溶液
ですけどね。
結局、ティッシュにアルコールを染み込ませて、それで拭くというのが、いちばんキレイに文字も消えますし、全体消しにも部分消しにも自由自在に使える、と言う意味で、この形がベストだろうと思っています。
ちなみに世間では、
●ホワイトボード用クリーナー
というものも販売されているんですが、これがバカ高い。60mlで500円とか1000円とかで販売されてるわけです。
まぁスプレーボトルに入っていて、すぐに使えるようになっているところは良いんですが、スプレーボトルなんか百均でいくらでも手に入りますしね。
なので、僕は市販の「燃料用アルコール」という奴を買って、これをティッシュに含ませて使ってみたわけです。
そしたらどうなったか?
これがもうね、マーカーの黒インクがホワイトボード全体に薄く塗れ広がっただけで、全然文字が消えてくれないんですよ。
「なんで?」
と思っていろいろ試行錯誤してみたわけですが、これはちょっと水を足してやった方が消しやすいんですね。
アルコール:水が半々くらいがちょうど良いのです。
(何度か比率を変えて調整した結果です。)
いまでは、小さなスプレーボトルにアルコール50%溶液を入れて、ホワイトボードを更新するときに(週に一回、必ず更新することにしてます。)ティッシュにアルコールを吹きかけてホワイトボードを消して、真っ白にしています。
ということで、ひとつのツールを上手に活用するには、それなりのサポートツールなどが整っていないとダメなんじゃないかな? と最近ではよく思います。
自分のやりたいことと、それを実現するツールは、よく選び、世の中になければ自作するとかまでやっていかないと「継続して活用するツール」にはならないんじゃないかなぁ、とは最近よく思う事柄です。
ということで、今日はホワイトボードの「イレーザー」について書いてみました。
ではまた明日お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1262 -了- ]---------------