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「気分と雰囲気」で文具活用をすることを昔は一切せずに「機能性」でのみ考えていたのですが、最近はちょっと傾向が変わりつつあります。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1278号●2025年2月15日(土)
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読者さん、こんにちは。
いつも毎日メルマガを書いていますが、時折ネタにものすごく困ることがあります。

あれを書いたらいいな、このことを書こう、というのはいつも、いくつもあるのですが、「何かを書く」というのは、それなりにパワーのいることなので、「書きたいな」という気持ちがないと、書く作業に入りにくいんですね。

で、そういう時に「何かネタはないかなぁ」とネットをいろいろ検索して見てみたりするんですが、そういう時に自分の気持ちにザワワ!と来るもの、というと、これがやはり「文具」なんですよね。

それも、取り立てて機能的に特徴があるとか、利便性があるとかではなくて、単にごく普通のノートの色合いが良いなと感じたり、素材がいいなと思ったりということはとても多いわけです。

でも、そういうモノを、このメルマガで紹介したとしても、

●こういうデザインのモノって好きなんです。

というだけの話で、まぁ読んでいるみなさんからすれば「だからどうした」にしかならないと思うんですよね。
なので、そういう「ザワワ」と感じたものを紹介したことは全然ないんですけど、でも、そういうお気に入りになりそうな商品をいくつも見ていると、やっぱり楽しいので、「ああ、何かメルマガ読者の方にも楽しくなれるような情報をお届けしたいな」という気分にはなってくるわけなんです。

だから、意味なく文具の商品を見ているだけの時間も、メルマガを書くためには、けっこう役立っているなぁと思います。

特に、最近はなんでもない普通のノートを、あまり気にせず並行して使い分けるということをやり始めているので、こういう気分こそが大事なんだよなぁという気持ちになってきています。

少し前にも書きましたが、たとえばシステム手帳に複数の事柄を書き込んで、開くページを切り替えて利用するのと、自宅の自分の机周りに複数のノートを置き場所を決めてとっかえひっかえ書き込んだり読んだりすることに、あまり機能的な差はないのかな? という考えにたどり着いてからは、ほんとうに「システム手帳的な機能性」ということより、「パッと見で区別がつきやすい」とか「自分の好みの色や素材で区別する」というような部分に意識が動きやすくなっているなと思います。

システム手帳的に「一冊になんでも書き込むようにする」という考え方は、実は「出先でも多様な種類の情報を見たり書いたりする」という前提があるわけです。

これは通勤が前提になっていると「毎日のことだから、いつどんなことに興味を持つか分からない」という前提が働いて、システム手帳に雑多な情報を詰め込んでしまう考え方になるわけです。

しかし最近は自宅営業でもあり「通勤」ということを考えなくなったので、システム手帳のページ区切りの「インデックス」で情報内容を区別するようなシステマティックな区分けではなく、机の上の左側と、机の横の本棚の特定の場所、という具合に「置き場所」がインデックスになってくると、

●本当に外に持ち出してつねに閲覧・書き込みをしたい情報とは何か?

と、絞り込んだ考え方で運用を考えるようになってきました。
ちょっとした用事での出先ででも見たり書いたりしたい内容、となると意外にテーマはそれほど広くないんですよね。
いまは、思いつきなどの「仮置き場」としての持ち歩き専用の「文庫本ノート(無地)」を活用しているので、「書く」方は、これでほぼほぼカバーできています。

そうなればよけいに「置き場所を決めた専用ノート」こそが最終的な情報の「落ち着き場所」なので、色や素材が気になってきたのかも知れません。

気分とか雰囲気、というようなことも、やはり活用環境に大きく左右されるのだなぁと、最近では思っているのであります。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1278 -了- ]---------------


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