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うーむ。やっぱりどうも、iPad mini で文章入力はかなりしんどいみたいです。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1281号●2025年2月18日(火)
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読者さん、こんにちは。
今日はまたまた iPad mini のお話。

基本的には電子書籍の読書端末として iPad mini はかなり快適でして、なんの文句もないんです。

ただ、かなり快適なので、この端末で文字入力ができたらなぁと、先日から四苦八苦しているのですが、どうにもこうにも、全然役立たずなので、ほんとうにがっくり来てるんですよ。

いちおう、2022年から、やっとiPadも日本語JISキーボードが使えるようになったという話なので(2022年! 驚くほどの遅さ!) いつも使っている ThinkPad トラックポイントキーボードをつないでみたんですね。

そしたら、いちおう使えることは使えるんです。なので、

「お、これは大阪に出かける時とかにけっこう使えるかも知れないぞ」とかなりの期待をしたんですね。

しかし、そこから先、実際に文章を作成しようとすると、これがもう、ほんとうに難関が山盛りでして、どうにも使いようがないんですね。

まず何より文章作成に適した「エディタ」がない。
まともなエディタが一本もない。
どれだけ探しても、ある程度の文章書きに慣れているプロのライターが納得できる最低限度の機能を持ったエディタがなかったんです。

ここがもう、ほんとうに信じられないくらいに酷かった。

ええええええええー、AppleとかMacのユーザー環境って、ここまで文章作成にドシロウトばっかりだったのかと呆れてしまうほどだったんです。

そもそも階層構造で文章を管理する「アウトラインプロセッサ」とかの文章作成補助機能がないんです。
いや、なくはない。あることはある。
でも仕様に実用性がないんですね。

探しに探していくと、まぁ使えなくもないエディタが一本くらいはありました。
でも、結局僕が満足できるくらいの性能があるのは、MicrosoftのWordのアウトライン機能が限界だったんですね。
まぁWordで文章を書いてもいいんですけど、動きが重いし、プレーンテキストでは保存しにくいし、いまいちかなぁと。

で、仕方ないので、エディタ開発では定評ある「MIFES」を作っていたソフトハウス「メガソフト社」が出している

●Liquid Logic

というエディタでごまかしごまかし使うことにしました。
一番欲しいアウトライン機能はないんですが、正規表現による検索機能があるので、まぁ代替機能としてはつかえなくもない。
(あー、分からん人にはまったくわからん表現で申し訳ないです。ま、とにかくかなり無理のある使い方でごまかしてるわけです。)

で、まぁこれでいいやと思って使ってみると、なんだかどうも文字変換でいろいろと不具合があるんですね。
ゆっくり入力している間はさして問題は感じられないんですけど、ある程度「書く」気持ちが乗ってきた! というタイミングあたりで、

●とんでもない誤変換
●勝手に変換確定
●入力した文字を一文字認識ミス
●スペースの半角と全角が勝手に変わる
●未確定文字が勝手に消える

などなど、もう、とにかく全然「変換」が使えないのですね。

なんだこれは。あまりにひどいじゃないか? と、調べてみると、iPadには、僕などからすると、どーーーでもいい、ものすごくおせっかいな「スマート処理」がたくさん標準でついてきてたんです。

「あああああ、おかしな動作の原因はこれか!」

と、やっと移乗動作の根っこを捕まえた気分で、そういう勝手な動作機能(スマートなんちゃらとか名前がついてましたが)を全面的にはずしていったんです。
これがまた機能がたくさんあって、

●予測変換
●自動大文字入力
●スペルチェック
●スマート句読点
●スマート全角スペース
●予測テキスト
●自動句読点

とか、「勝手にテキトーなことをする機能」というのが、こんなにたくさんついてたわけです。
(他にもあったような気がする。もう覚えてません。)

どうもこれ、iPad のタッチパネル上のタッチキーボードを使って入力することを前提に付けられている機能であるらしく、外付けキーボードで、ブラインドタッチの僕にはただひたすら邪魔なだけの機能だったわけです。

で、そういう邪魔機能を徹底的に外していくと、かなりまともな入力ができるようになってきたわけです。

「おお、これならなんとか実用の範囲じゃない?」

と思って、このメルマガであるとか、その他モロモロ、文章を書いてみたわけです。

そしたら!

今度はある程度のスピードで入力すると、確定前の未変換の文字列が消えてしまうという状況が発生したんですね。
これ、ゆっくり入力すると起こらないんですが、ある程度のスピードで書くと発生するんです。
えー、これじゃ使えないじゃん、と思って、これも調べてみると、どうも僕の使っているThinkPad トラックポイントキーボードがiPadに対応してないから、ということらしいんですね。

ええええええー、ともう本当に意気消沈しまして、とりあえず、またまた「しばらく文字入力端末として使うのはペンディング」ということにしました。

いや、まだ「iPad対応キーボード」というものが世の中には存在しているので、そういうものを買って、一度試してみようかと思っている、というところです。

しかし昨年10月末くらいに購入して以来、この「ちょっとお試しで接続」をして文章入力を試し打ちしてるんですけど、何度も何度も「ペンディング」になってしまって、もう本当に嫌になってきております。

でもまぁ、市販のキーボードも安くてそれなりに使えるものもあるようなので、そこに一縷の望みを託して、一度また時間をあけてチャレンジする、ということにしてみたいと思います。

ああ、疲れるなぁ。いやほんと。

ではでは、今日のメルマガはこのへんで。また明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1281 -了- ]---------------


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