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バインダーをバインダーとして使いだすと、とにかく見出し用「ふせん」がたくさん必要で、これはなんとかしなくちゃと焦っています。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1287号●2025年2月24日(月)
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読者さん、こんにちは。
先日、「僕は長年バインダーノートを使っていながら、実際には綴じノート的にしか使っていなかった」という話をしました。
で、いま、長年の試行錯誤の結果、「A4マイナス8mmリーフ」を考案して、
●A4-8mmリーフ
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/a4minus8.jpg
かなりの問題点を克服できたので、やっと本格的に「バインダーをバインダーとして活用する」というスタートラインに立てたように思っております。
綴じノートとバインダーノートの違いは何か? というと、それは
●ページ数による管理
が主軸として存在しているかどうか、だと僕は思っています。
綴じノートの管理は、とにかく全頁にノンブル(=ページ数)を振って、書き込んだ内容に「タイトル」をつけ、
●目次
で、内容に自在にアクセスできる仕組みを持っておくことなんですね。
綴じノートは何より「ページ数」が管理の基本の基本になるわけです。
良く言われる「ノートは一冊になんでも書き込みなさい」という話も、最終的には、この
●目次で複数テーマを一括して取り扱う
という手法を前提にしているわけです。
この管理の仕方は本の内容管理と同じやり方で馴染みもあるし、シンプルで利用しやすいので、僕はバインダー式ノートにおいても、基本的にリーフの抜き差しはせず、一冊のノートを綴じノートのように扱って管理してきたわけです。
でも、今年からは、そもそも雑多なメモを書くメモ用紙(リーフ)がA4コピー用紙だし、バインダーへの抜き差しもいつでも自由なので、もう一切「ページ数」での管理はしないことにしたんですね。
A4コピー用紙に関しては、もう若い時から「山根 一眞式袋ファイル」(角型2号茶封筒を利用したファイルシステム)を利用しているので、保管管理に関してはすでにシステムが完成していると言って良いわけです。
コスト面でも運用面でも課題はもうほとんどありません。
ただ、ノートや手帳の部分までA4コピー用紙でやる、という仕組みに関しては、まさに手探り状態なので、いまいろいろと工夫を重ねている最中だ、ということなんですね。
で、いざ、手持ちのメインノートのリーフに「ページ数」がなくなってしまうと、ほんとうに管理のための手がかりがまったくなくなってしまい、けっこうどうしたものか? と考え込んでいた部分はあるんです。
でも、結局は力業(ちからわざ)というかなんというか、
●とにかくひと目でわかるように「ふせん」を貼りまくる
ということで対処するのが、もっとも現実的だな、という結論に至りました。
たとえば、バレットジャーナル(箇条書き手帳術)における「デイリーログ」とか「マンスリーログ」とかは、そのまま「デイリーログ」とかいた付箋などを該当ページの一枚目に貼っておきます。
読書などに関しては「読書」という付箋を使って、読書感想やら抜き書きやらをバインダーの同じ場所にまとめていれておくわけです。
で、分類できないような内容もノートには多々ありまして、たとえば、「給油記録」だとか「iPad 操作・設定覚え」だとか、用紙は一枚しか使っていないけど、日々書き足したりして更新するような内容のリーフにも、「ふせん」をつけて目立たさないと実用の役に立たないわけです。
で、もう最近では、「読書関連」のような「似たような内容のリーフをひとまとめにしてフセンをつける」というようなやり方は取らなくなってきて、もうストレートに「積読書籍一覧」「読みたい本一覧」「●●(書籍名)抜き書き」と言った具合に個別のリーフごとに細かく「ふせん」をつけるようになってきました。
こうして「細目」部分にも「ふせん」を付けた方がアクセスも早いし、実用的なんですね。
実はずいぶん昔にシステム手帳を使っていた時も、似たようなことはやろうとしていたんですが、当時はやりかけて失敗して挫折したんですね。
なんでか? というと、当時は「ふせん」というと紙の「ふせん」しかなかったからです。ノートから飛び出してページ内容を示してくれる「ふせん」が増えてくると、折れ曲がって書かれている文字が見えなくなって、せっかく「ふせん」を貼っても、しばらく使っていると文字が目に飛び込んでこなくなって使い勝手がガクンと落ちてしまって、結局「こまかくふせんを貼る」というやり方はしなくなってしまってたんです。
でも、いまは違います。
ふせんに、「紙」ではなく「フィルム」状の素材を使ったものが増えてきて、しかも
●厚口フィルム
で作られた「ふせん」もとても増えてきているからです。
厚口フィルムの「ふせん」はページから飛び出していても折れ曲がることも少なく、そのままリーフ単体の内容を一目で分からせてくれるわけです。
これが百均と言わず、文具店でもどこでも簡単に入手できるようになりました。
なので、潤沢に「厚口フィルムふせん」を使って、内容をストレートに記載した「ページの耳」をリーフに貼り付けて、たった1枚のリーフでも、「見出し用紙」のように内容をノートから飛び出させて表示することが気軽にできるようになってきたわけです。
なので、いま、僕のノートは「厚口フィルムふせん」が何枚も何枚も飛び出している、まるでファイルボックスのような形のノートになっているんです。
結局、バインダーの良さを最大限に活かして活用するなら、この使い方しかないよなぁというのが、最近の僕の感想です。
ということで、バインダーをバインダーらしく活用していれば、ふせんでページを管理するのが最適なのかな? と、最近では感じてきております。
今日のメルマガはここまで。
ではまた明日お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1287 -了- ]---------------