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ノートを「1冊にまとめ」ず、「複数の専用ノート」で継続するために、「ハビットトラッカー」を活用するのが効果的。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1301号●2025年3月10日(月)
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読者さん、こんにちは。
先日、「ノート活用の初心者には、1冊になんでも書けと言われるが、実際には複数の専用ノートを使う方が続きやすい」という話をしました。
実際、いま僕は、10冊以上のノートを並行して使っていますが、とくだん混乱しているような状態にはなっていないんですね。
で、なぜこの複数ノートの並行使用が問題なく出来てるのかな? と考えてみるに、一番重要になっているのが、
●ハビットトラッカー
なのだと気が付いたわけです。
とにかく、やるべき事や、やろうと思っている事、続けようとしている事をハビットトラッカーにリストアップし、このハビットトラッカーを毎日チェックすることで、継続化しているわけです。
このやり方のおかげで、とりあえずやるべきことだけはなんとか続けていられるし、習慣にしたいこともなんとか継続して実行できているわけです。
で、毎日継続して実行していれば、複数のノートを使っていても、テーマ別でノートを作ったのだ、ということを忘れないですし、置き場所も決めてあるので、「書いたら戻す」ということをやっているだけで作業を継続できるわけです。
これに加えて、
●イレギュラーなノート作業
というのも発生しやすいわけですが、これも、前々から書いています「文庫本ノート」というのを、持ち歩くようにしているので、定型化できていない事柄に関しては、ほぼこの1冊でまかなえるわけです。
思いついたアイディアとか、短期間でやるべきToDo、誰かからの頼まれごと、ちょっとした感想、などなどは、このノートにまずは書いていますし、出先へは持って出ない「専用ノート」の「下書き」にも使っています。
なので、この
●ハビットトラッカー
●文庫本ノート
の二つがあれば、おおむね一日でやるべき継続すべきことはカバーできるので、いまのところ「複数ノートの使い分け」が破綻していないのだと思います。
複数のノートで、
●一冊のノートを分厚いものにしている
という話も前回書きましたが、これも僕的には気に入っていて、「一冊のノートでなんでもやる」方法をバインダーノートでやると、書くテーマが増えると、白紙リーフを追加することがひんぱんに必要になって、それでつい書くのを中断してしまう、というのが起きたりします。
また、おなじく「一冊のノートでなんでもやる」を綴じノートでやると、この専用ノート形式と違って、テーマを増やすたびにメインのノート一冊の減るスピードが速くなってしまう上に、再読するのがどんどん複雑になってしまうので、つい「再読は面倒だな」とか「テーマを増やさないでおこう」という気持ちが出がちです。
でも、専用ノートで厚みのあるものを用意すると、用紙の切り替えとか準備というものがほとんど必要なく書き続けられるので、用紙追加の手間や分冊の手間そのものが不要になりますし、同じテーマを再読するのも、「前のページをめくる」だけでできて、気軽に再読、思索の深耕ができるのです。
ということで、本当に世間のさまざまなノート術で必ずと言って良いほど語られている「なんでも一冊にまとめよう」というやり方を、最近ではどんどん疑ってしまう気持ちになっていますし、それと並行して、
●ハビットトラッカーという「毎日やるべきこと」の「定型リスト」
の重要性を、2か月半続けてきて、あらためて実感しているというところです。
ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1301 -了- ]---------------