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僕はとんでもなく「大間違い」をしていました。やはり自分だけの狭い視点では何もわからないんですね。広い視野を持ちたいです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1303号●2025年3月12日(水)
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読者さん、こんにちは。
今日は、僕が最近「あー、僕が間違ってた。なんてアホなんや」と大反省をしたことについて、ちょっと書きたいと思います。
それは何かというと、「戦争」についての見解なんですね。
世間ではウクライナ戦争があって、ついこの間までは、少なくとも日本のテレビでは「民主主義を掲げる正義のゼレンスキーと自国の領土拡大を進める悪玉プーチン」という構図でニュースが流れていたわけです。
このことに関して僕は「何をアホなことを言うてんねん、古今東西、すべての戦争は武器商人が引き起こしていて、A国にはB国の、B国にはA国の悪いところを流して険悪にし、とにかく戦争を長引かせて弾薬代を稼ぎ続けるものに決まってるじゃないか。すべての戦争は即刻停戦にしないとダメだ」と思ってたわけです。
で、恥ずかしいことに、「この構造が分かっていない人間はアホバカである」というなんとも偉そうなことを考えていたわけです。
で、この自分の考えを展開して、「戦争は人類の歴史の中から消し去ることができる。まずは軍産複合体などの金の流れと人のつながりを明確にして、戦争を引き起こしている奴らを明確にし、他の職業に転職させれば、軍需産業自体を消滅させられるはず。それをやるべきだ」と考えていたわけです。
でもね、これ、ものすごく幼い発想だったことが最近わかったんです。
国際政治に詳しい方のお話を先日聞いていたら、そもそも、
●A国とB国をけしかけて戦争をさせる
ようなことをやってる軍需産業は、軍需産業の中でも弱小の古臭い、技術力も資金力もないダメダメ企業なんだそうです。
そもそも最先端の軍需産業は、もうすでに「実際に戦争を起こして弾薬で稼ぐ」などという効率の悪い、アホな商売なんかしてないそうです。
え? どういうこと? と思ったんですが、いまの最先端の軍需産業の「商品」が何か? というのを聞いて、あ、そうか、なるほどと思ったわけです。
最先端の軍需産業の「商品」ってなんだと思いますか? それは、
●インターネット
と、
●AI技術
だそうです。
「あ、そうか」と思いませんか? インターネットもAIも、もともと軍事技術として生まれているんですよ。で、これらの技術がどれだけ世の中を変えて、巨大な「新しい市場」を生み出してきたかも、みなさんご存知なんじゃないですか?
最先端の軍需産業は、こういう最新技術を自由に使えるポジションを利用して、さまざまなビジネスチャンスを形にして儲け続けてきているのだそうです。そらそうですわね。
で、そういう最先端技術を生み出し、儲けている企業は、「ほんとうに二国間で戦争させる」などという、効率が悪くて規模も小さいような「市場」には参入なんかしないんだそうです。
だから、いまウクライナ戦争を起こして、それで稼いでる軍需企業は、まぁ場末の頭の悪い、この地球上から消えてなくなってもかまわない弱小企業だ、ということらしいんですね。
言われてみれば、確かにそうだ、と僕は考えがガラリと変わってしましました。
まぁ、そういう三番手四番手のタチの悪い企業でも、戦争を引き起こそうとするような企業は、規模事態はかなり大きいでしょうから、いますぐ人類史から戦争が消えてなくなる、ということは難しいのかもしれませんが、そういう最先端技術と儲けの仕組みをイメージした時には、それこそ弾薬を打ち込むことより、相手国のミサイルシステムをハッキングしてミサイルを打てなくする方が現実的やわなぁと思うようになりまして、そこから、今後は、おおむね「ほんとうに戦争を起こす奴は本当のバカ」と断罪して良いだろう、と思うようになったのです。
いや、ほんと、戦争って、ウクライナ戦争みたいに、ほんとうに人殺しとか都市の破壊とかやってしまうと、世界のエネルギー流通網とかが毀損されたりして、誰も得しないんですよ。純粋に「アホな武器商人」しか得しないんですよね。だから、今後は戦争は、仮に起きたとしても「即座に停戦」に向かうのが当たり前になるように思います。
いまアメリカではトランプ大統領がいろいろ政策を猛スピードで展開してますけど、トランプの政策も、こういう前提の上に成立しているらしいんですよね。(「スターウォーズ計画」とかもそういう流れらしい。いや、詳しくはないので、良く分かってないんですけども)
ともあれ、今年からアメリカ中心に、さまざまな革新的な出来事が、この地球上を席巻するんじゃないでしょうかね。
そんな気がしています。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1303 -了- ]---------------