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「キーボードを見ないと打てない」ような練習ソフトで練習するから「キーボードを見ないと打てなくなる」のです。あたりまえ。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1330号●2025年4月8日(火)
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読者さん、こんにちは。
またタイピング練習ソフト「WEEK」の話をしていきたいと思います。

とにかく、タイピング練習の世間の「常識」というやつが、もう、ほんとうに「間違った常識」ばかりがものすごく広がっているので、僕的には、このどうしようもない世の中を、どうやって変えていけばいいのか、途方に暮れたくなるような状況なんですね。

で、世の常識がどうなっているのかを見ていくと、どうも「一切キーボードを見ずに打つ、なんて夢みたいな話で、そんなことは簡単にはできゃしないよ」というのが日々、どんどん「当たり前化」していってる感じなんですね。

いやいやいや。

そんなことないよと。

あたなが「キーボードを見ないと打てない」ような状態なのは、「キーボードを見ないと打てない」ような練習ソフトで練習してきたからだよ、と思うわけです。

良くある「ゲームタイプ」と呼ばれる練習ソフトの大半がこの「キーボードを見ないと打てない」ような練習ソフトなんですね。

だって、たいてい「ゲームモード」というのは、いきなり「さば」とか「まぐろ」とかの単語が表示されて(寿司ネタなのは、まぁアレのことです。分かる人は分かる)、その単語を「とにかく打つ」ということになってるわけです。

なんやそれ!
なんでそんな乱暴なことができるんや!
基礎的な指の動かし方とか、どのキーから練習したらいいとか、そういう説明も一切なしなんかよ!

と、思うわけです。
もうね、タイピング練習ソフトって、そういうタイプのモノばかりなんですよ。

いや、それじゃダメだから。
そんなことしてしもたら、「キーボードを見るクセ」を身に付けてるだけで

●絶対にブラインドタッチにならない。

し、そういう練習ソフトで「上達する」と思っていたら、

●永遠に身につかない練習を永遠に続けるだけ。

になってしまう。

これは、どう考えるべきかと言うと、

●一切キーボードを見ずにタイピングするためには、一切キーボードを見なくても文字や文章が打てる練習ソフト

で、練習しないとダメなわけです。

で、当たり前の話ですが、WEEKは、練習の初日、いちばん最初から、完全なブラインドタッチになる最後の日まで、ずっと

●一切キーボードを見なくても練習できる練習ソフト

なわけです。

こんなこと、当たり前だと思うんですけど、世間的にタイピング練習ソフトはそういう作りにはなってないわけです。
もう本当に、いきなり具体的な「単語」が表示されて、それを打ち込むという無茶苦茶な仕様になっているものがほとんどなんですね。

そういう意味で、僕自身はWEEKのことをそんなに特殊で変わったソフトとは思ってなかったんですけど、世間の常識とはとんでもなくかけはなれた練習ソフトになっているわけです。

なにせ、

●練習初日から、ブラインドタッチが身に付く最終日まで、一切キーボードを見なくて良い

という仕様なのですから。

こういう仕様なのだから、「完全なブラインドタッチ」が身に付くのも当たり前だと思いませんか?
これは、WEEKが特殊なのではなくて、世間の常識がおかしい、というそういう話なわけです。

いや、ほんと、絶対に世間の常識の方がおかしいと僕は思います。本気で。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1330 -了- ]---------------


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