[1332号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

「一切キーボードを見ずに練習できるタイピング練習ソフト」として、練習者に提案している補助具があります。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1332号●2025年4月10日(木)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、
■「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」■
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。

読み落としがある場合は、メルマガ本文のすぐ後に、
バックナンバーページへのリンクがありますので、そちらからご確認ください。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
さて、今日も、タイピング練習ソフト「WEEK」に関するお話をご紹介したいのですが、今日はソフトそのものではなくて、ソフトの中で練習する方にご提案している、ある「補助具」の話をお知らせします。

タイピング練習ソフトに関しては、昔から知人と協力して何度か制作してきてるんですね。その過程で、いくらできの良いタイピング練習ソフトがあっても、「どうしてもブラインドタッチになれなかった」とおっしゃる練習者の方が時折出るんです。

どうも、そういう方は「キーボードを見て打つ」というクセが、超絶高度化している、という感じなんですね。

ほんとうに瞬間、0.0何秒かだけキーボードを見て、それで文章を書く、というようなことをされている。

ここまで「見て打ち」を高度化させてしまうと、いくら練習ソフトの方で「見なくても打てるようになる」ように作っていても、長年の悪癖を根絶することまでは不可能で、「見ずに練習すれば身に付く」のに「無意識のうちにどうしても見てしまうから練習が続かない」という堂々巡りになってしまわれるようなのです。

この問題に僕はかなり長年心を痛めてきておりまして、なんとかこういう人をこそ「完全なブラインドタッチャー」にしてあげられないかなぁといろいろと考えを巡らせていたんです。

それで思いついたのが、

●キーボードを完全に隠して練習する方法

だったんですね。
これができれば、悪癖に悩まされている人も、一切キーボードを見ずにタイピング練習ができるはずです。

そして今回、WEEKの中で推奨しているのが、これ。

●ブラインドタッチ養成ギプス
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/youseigips.jpg

キーボードの上にカバーをかけて、一切キーボードが見えないようにした「パーフェクトなブラインドタッチになるための養成ギプス」なわけです。
大昔のマンガ、巨人の星に出てきた「大リーグボール養成ギプス」からのネーミングです。古すぎますが、発想は同じなので。

これさえ、キーボードの上にカバーのようにかけておけば、キーは打てるけれどキー位置と指の位置の関係を一切見ることはできません。これがあれば、「見る」のではなく「指の移動角度と距離」でしかキーは打てなくなるので、おそらくは「強固な見るクセ」を持っている人もブラインドタッチに矯正できるのではないか? と思います。

で、「え、こんな商品まで販売するの?」と思われた方もおられるかもしれません。でも、これは商品ではなくあくまで「提案」なんですね。(まぁ販売しても良いのでしょうけど)

実はこれ、百均などで販売されている「シンク下収納整理棚」というような名前で売られている整理棚にキーボード配列図をプリントアウトして乗せただけなんです。

なので、WEEKの中には、このキーボード図のPDFが入っていますので、百均でこの棚を購入いただき、棚のサイズにあわせて、キーボード図をプリントしていただいて乗せるだけ、という仕掛けになっています。

しかし、多分、この「ギプス」があれば「悪癖」がどうしてもなくせない方も、おそらくは「完全ブラインド」で練習してブラインドタッチャーになれるだろう、ということから考え出したものなのです。

仕掛けは簡単、でも効果は絶大、というところを狙っております。

で、こういう「一切キーボードを見せなくする補助具」を提案していることで、練習している方も「あ、この練習ソフトを使えば、本当に一切キーボードを見ずに文章入力ができるようになるんだ」と信じてもらえるだろうな、という効果も期待してるんですね。

そもそも「できるんだ」と思わないと、どんなスキルであれ、絶対に身に付きませんから。
まず「一切キーボードを見なくても、文字入力はできるんだよ」というところから信じて欲しいわけです。
それが結果として、「自分を信じる」ということにもつながっていって、良い結果を生み出すと考えているわけです。

ということで、今日のメルマガは、WEEKで提案している「補助具」のお話でした。
ではでは、また明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1332 -了- ]---------------


[1332号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→