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「WEEK」には明確な「卒業」があって、それは「テスト」で点数が示せるようにしてあります。こんな練習ソフトは、そうはないはずです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1334号●2025年4月12日(土)
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読者さん、こんにちは。
昨日はまたまた、急な来客がありまして、メルマガを書いている時間がまったくなくなってしまいました。すみません。
ということで、今日もまた「一日二通」パターンですので、よろしくお願いします。
そして、またまた、タイピング練習ソフト「WEEK」のお話です。
このWEEKを開発していくにあたって、練習する人の「モチベーション」をいかに維持するか? ということに関しては、かなり強く意識しているんですね。
というのも、練習時間の総合計時間が3.5時間~7時間程度で、ほぼほぼ完全なブラインドタッチャーになることは分かっているわけですが、その「3.5時間~7時間」の練習を続けられない人も多々おられるはずだ、という意識がかなり強く、僕の中にあるからです。
最大で7時間なのですから、一日1時間練習すれば一週間でブラインドタッチは身につきます。
いや、それどころか、もう何十年も昔、「家庭用ワードプロセッサー」というものが市販されていた時代に、「一日でワープロが自由に使えるようになる」ということをウリにした、ブラインドタッチ練習講座というものが継続的に開催されていたらしいのです。
で、その「一日でブラインドタッチャーになる」という売り文句を聞いて、「あ、それはウソじゃないよな」と直感したわけです。
なんせ、おおむね「30分の練習で2週間強」という目安が頭の中にあったからです。
ですから、
●練習を続けさえすればブラインドタッチャーになるのは確実だ。
というのは分かっているわけです。
で、たとえばその「一日講習」という講座であれば、何人の生徒がいたのかは知りませんが、教師役のインストラクターがいて、そういう人がずっと横について練習することを見ていてくれるわけですから、基本的には「練習をしない」という可能性はあまりありません。
ですから、講座形式なら、生徒はキチンとブラインドタッチが身につくまで練習を続けるだろうと思われるわけです。
しかし「WEEK」の場合は、自宅での自学自習なわけです。
練習さえ続ければブラインドタッチになるのは確実でも、練習を途中でやめれば、当然ブラインドタッチになることはありません。
だから、キチンと見につくまで練習を続ける必要があるわけです。
そもそも、最大7時間の練習と言いましたが、さすがに毎日1時間の練習時間を取り続けるのは、よほど意思が強くないと難しいのではないか?と思ってるんですね、僕は。
当然短い練習時間で終えたいとか、それ以前に「休みたい」という気持ちも出てくるはずです。
とくに「無理せず、1日に15分程度の練習で継続することにしよう」というような計画を立てたら、最大で32日間、一か月の間練習を続けなければならないわけです。
僕がお勧めしている一日25分で練習しても、最短で9日、最大で17日間になりますので、もし間に休みの日をいれたら、やはりけっこうな期間「練習するぞ」というモチベーションを維持していないとダメ、ということになります。
なので、僕はWEEKの中に、明確な「そつぎょう」の基準となる目標値を定めたんです。
WEEKの卒業基準は、基本は二つの基準を満たすことで、それは以下の2項目なんですね。
1.WEEK内の7つの練習ドリルのうち6つまでを完全ブラインドで打てること。
2.練習を開始する前に「見て打ち」で良いから、自分のテキスト入力速度を測り、そのスピードを超えること。
です。
この二つが満たされれば、まぁ、もう「僕はブラインドタッチャーになった」と思って良いんですね。
この話、長くなるので、今日の2本目のメルマガに続きます。
--------------[KID'S SIGNAL No.1334 -了- ]---------------