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ブラインドタッチは「普段使い」のスキル。できるだけ早くに「卒業」して、日々の業務に役立てる形で練習してもらいたいのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1336号●2025年4月14日(月)
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読者さん、こんにちは。
さて、昨日は、WEEKの「卒業基準」について語りました。特に、
1.WEEK内の7つの練習ドリルのうち6つまでを完全ブラインドで打てること。
2.練習を開始する前に「見て打ち」で良いから、自分のテキスト入力速度を測り、そのスピードを超えること。
と二つある基準の「2」についてお話したわけです。
今日は残りの「1」の「6まで完全ブラインドでクリア」という条件についてお話します。
WEEKというタイピング練習ソフトは、実はたった7問の「練習文」を繰り返し入力するだけで習得できる、
●ドリル(文例)練習タイプ
の練習ソフトです。
通常「ドリル:文例練習」タイプの練習ソフトは、
●中指の練習
とか、
●キーボード中段の練習
というように、「指の役割」や「キーボードの位置」などを中心とした練習問題の組み立てを行っています。
しかし、WEEKはそういう機械的な練習の組み立てをせず、
●キーの使用頻度順
に沿った練習問題の作成を行っているのです。
なので、練習問題7問のうち、最初の1問、2問こそ、使用頻度がとても高いキーの練習になっていて、課題が進むごとに「あまり使わないマイナーなキー」が課題になっていきます。
この「使用頻度順」での練習の進め方は、実用性がとても高く、仮に「見て打ち」の人であっても、「今日覚えたブラインド操作」が、実際の仕事やキーボード操作にいきなり「使える」ようになってしまうわけです。
ドリル形式ですので、1問ごとに「新出キー」が指定されるわけですが、その「新出キー」も、
1.8個
2.0個
3.4個
4.2個
5.3個
6.4個
7.4個
各ドリル(練習問題)ごとに「数個」ずつなので、全然無理なく学習していけるわけです。
で、なぜ「7問中6問できたら卒業」なのか? というと、最後の7問目で学ぶキーなどは、かなり使用頻度が高いので、それこそ「見て打ち」で覚えても、自然とブラインドになっていくからなんですね。
この7問のうち6問も覚えれば、それはもうほとんどブラインドタッチになったようなもの、なわけです。
で、ここで大事なのは、7問目くらいまで「使用頻度」が下がってきた場合、7問目の練習をするより、自分が日ごろ行っている仕事や業務で良く使う単語や用語などを「一括して指に覚えさせる」方が、実用度は高くなるからです。
とくに、ブラインドタッチは、何かの資格試験のように「一度覚えたら、二度と使わないスキル」ではなく、日常的に活用することで、技能が体に染み込んで、より実用的な能力にもなりますし、入力の正確さやスピードも、日常業務に組み込んだ方がより安定して伸びていくものです。
なので、あえて「全7問を習得したら」ではなく、「7問中6問」としているわけです。
とくにブラインドタッチは、オフィスソフトの活用やAI活用にこそ役立つと書いたように「日々の作業の中でこそ役立つ」技術ですので、ぜひとも日常業務に組み込むことを前提として習得してもらいたいと思います。
ブラインドタッチは、それこそ自転車に乗れる能力と同じく、一度身に付けてしまえば、生涯活用していける技能です。
だからこそ、できるだけ早いタイミングで「普段使い」してもらいたいなと思うわけです。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1335 -了- ]---------------