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今日は愚痴です。あまり建設的ではありません。でも「へぇ、そうなのか」という情報ではあるかもしれません。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1345号●2025年4月23日(水)
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読者さん、こんにちは。
今日は、ものすごく苦労して、結局全然うまくいかなかった話をします。
それは何かというと、AIをどう使うか? という話です。
えー、いま、例のタイピング練習ソフト「WEEK」の総仕上げをしていて、ほとんどできてるんですけど、一か所、「ここにちょっとイラストが欲しいなぁ」というところがあったんですね。
で、どうしたものか? と思ったんですけど、この数か月の制作工程で、かなりAIを使ったイラストというのがうまく使えると分かってきたので、「これもAIに描かせるか」と思って、指示を出したわけです。
ただ、これがもう本当にうまく行かなかったんですね。
もう、全然ダメ。
どうしてもうまく行かなかったので、最後にはあきらめることになりました。
いったい何がうまく行かなかったんだと思いますか? それは実は、
●スマホを横長の位置で手に持っているイラスト
を描かせることができなかった、ということなんです。
これがもう、本当にもう、全然ダメで。何回指示を出し直しても、必ずスマホは縦長の位置にしか描かないんですよ。スマホを横持ちで映画やドラマを観てる人も、電車の中とかでよく見かけるじゃないですか? だから、この程度のことはちゃんと描けるに違いないと思って、繰り返し繰り返し、何度も何度も、指示用の文章である「プロンプト」を書き直しまくって指示をしたんです。
でも、ダメでした。
どうしてもスマホを横位置で手に持つ、という画像が描けないわけです。
なんでや!
なんでこんな簡単なことがでけへんのや!
お前は能無しか!
というと、
「申し訳ありません、意図を正しく理解できずご迷惑をおかけしました。」
と殊勝なことを言い、言い方を変えて指示を出すと、
「画像を生成しました!横長の位置に配置されたスマホのシンプルな白黒線画です。ぜひご確認ください!」
と、得意げに宣言して表示する画像が「スマホを縦位置に手で持っている画像」なわけです。
バカにしてるんかと思いません?
途中で、もしかしてこちらの指示が良くないのかな? と思って、
Q:●「横長」の概念をどう理解しているのですか? 言葉で答えてください。
と質問したわけです。そしたらAIは、
A:●「横長」とは、幅が高さよりも長い形状を指します。
例えば、スマホや紙の場合、通常の縦向きのレイアウト(長辺が垂直)を90度回転させ、長辺が水平方向に配置される状態が「横長」です。
ランドスケープモードとも呼ばれ、映画のスクリーンのように横に広がった形になります。
この概念をもとに、ご希望のイラストを描いていましたが、さらに具体的な調整が必要でしたら、お知らせください!
という信じられないような返答をするわけですよ。
ちゃんと分かってるやないか。
で、描かれたスマホのイラストを見ると、
●やっぱり縦位置の手持ち画像
なわけです。
もうね、疲れてしまって「もういいです。やめます」と言うと、
「分かりました。ご希望に添えず申し訳ありませんでした。もしまた何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください!」
とか生真面目に返事しよるわけで。
もう、頼まんわ!
とふてくされてしまったのであります。
いや、ほんと、実際、いくらブラインドタッチが気軽に出来て、何度でもAI機能と会話状態を続けられると言っても、ここまで融通が利かない課題では、ブラインドタッチスキルは屁の役にも立ちませんでした。
いや、ほんと。
疲れてしまった。
うまく行くときはかなりうまく行くんですけどねぇ。
やれやれ。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1345 -了- ]---------------