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腱鞘炎になったこともあるから、「JISかな入力」はお勧めしたくないんですよね。うむ。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1381号●2025年5月29日(木)
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読者さん、こんにちは。
さて、WEEKの「販売ページ」なのですが、これがやはりかなり手こずっております。
読み直してみると、「WEEKはローマ字入力専用なのだ」ということが、やっぱり分かりにくい。
普通のタイピング練習ソフトはたいてい「JISかな」の練習モードがあるので、ここは「改悪」と捉えられかねないので、「困ったなぁ」と思うわけです。

いや、JISかなはやめた方がいいよ。やらないでね。

というのがあるわけです。
なんせ、僕自身が最初は「JISかな」のブラインドタッチャーで、途中からローマ字のブラインドタッチャーに乗り換えた、という経緯もあるからなんですが。

世の中には、「とにかくパソコンを使わなきゃ」と思って、とにかく起動して、キーボードを見たら「ひらがな」が印字されてたから、そのままひらがなを「見て打ち」して、そしてそのままずっと使い続けている、という人もかなりたくさんいてるはずなんですよね。

で、そういう人も「ブラインドタッチとかになれたらいいよなぁ」と多少は考えているはずなんです。
そういう人に「ローマ字入力」にスイッチさせるのは、それはもう、かなり難しいだろうなぁというのがあって、けっこう悩んでいたりするわけです。
なので先日のメルマガでは,

■JISかなを打つために覚えなければならないキーの一覧(84キー)
http://www.kidashigeo.com/week/img/lp_img/jis_kana.jpg

■ローマ字入力を行うために覚えなければならないキーの一覧(29キー)
http://www.kidashigeo.com/week/img/lp_img/ro-maji.jpg

という、ふたつの「キー数」の画像をお見せしたわけですけど、どうもいまいちインパクトがない。
2枚をならべてみても、キーのサイズがまちまちなので、やっぱりいまいち伝わりにくい。

ということで、手間とは思いつつ、2枚の画像を一枚にまとめました。それがこちら。

■JISかなとローマ字入力で使用するキー数の違い
http://www.kidashigeo.com/week/img/lp_img/key_number_w.jpg

これで多少は分かりやすくなったかな? と思います。

とくに、実際に原稿を書く時には

●アルファベットまでブラインドタッチでないと実用的ではない。

ということを理解されている人は、多分とても少ないんですね。
で、みんな「入力スピード」を気にされるので、

●ローマ字は一文字打つのに2打鍵必要

という点をかなり大きな弱点だと思ってるわけです。
けっこうな数の方が、ローマ字入力の「打鍵数が多い」という点を嫌ってたりするんです。
というか、そもそも僕自身若い頃はそう考えて、

●ブラインドタッチを学ぶならJISかなしかない!

と思ってましたから。
で、ずーっと「JISかなブラインドタッチャー」でもあったんですよね。

でも、ある日を境に僕は「ローマ字入力」でしか原稿を書かなくなりました。
なぜでしょう?

それは僕が「腱鞘炎」になったことが関係しております。

ある時期、ものすごく仕事が忙しくて、原稿を書きまくってた時期があって、で、その時ちょうど趣味でウクレレを始めた頃だったので、仕事で指を酷使、気分転換にウクレレを弾いて指をもっと酷使するというとんでもない時期があったんですね。

なので腱鞘炎になったわけですが、実は、JISかなブラインドタッチというのは、

●右手小指の負担が極端に大きい

キーレイアウトなのです。かなキーだけでも「せけむほへめろ」の7文字も担当します。他の指なんて3文字程度。多くても人差し指の6文字までなわけです。
しかし、かな以外にも「-」音を伸ばす時に使う「音引き」、しゃべり言葉を表す「」(かぎかっこ)、濁った音を表記する時の「゛」(濁点)、まで含めれば11文字、「?」(クエスチョンマーク)「・」(なかてん/なかぐろ)まで入れたら13文字も担当することになりますし、ここに、決定する時の「エンターキー」文字修正する時の「BS」(バックスペース)まで入れると、右手小指の負担はとんでもなく重く、

●そら腱鞘炎にもなるで。

と気づいて、僕はローマ字入力に乗り換えてしまったんです。
で、いざローマ字入力に乗り換えてみると、右手小指の負担は一気にものすごく減りまして、それまでは数年に一度は軽い腱鞘炎になって腕を休めてやり過ごしていたんですが、ローマ字入力に変えてからは腱鞘炎を発生させることもなくなったんですね。

だからやっぱり「JISかな入力」のブラインドタッチは、僕としては「非推奨」なんですよね。

ま、そんなことで小指の負担率の話までは載せませんが、販売ページはそういう一般の方との溝の解消は、それなりにやらないといけないので、けっこう表現に苦労してたりするのであります。

はぁ~、販売ページって大変ですわ、やっぱり。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではではまた。


--------------[KID'S SIGNAL No.1381 -了- ]---------------


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