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タイピング練習ソフト「WEEK」は、画面を見ているだけで指の動きを把握できるのですが、そこにはある「秘密」があるのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1382号●2025年5月30日(金)
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読者さん、こんにちは。
すみません。また金曜日が忙しくて、土曜日になっての更新。またまた一日2通パターンです。
ここのところずっとタイピング練習ソフト「WEEK」の販売ページ制作を毎日やっているのですが、WEEKならではの特徴、というのが、わかりやすく説明するのが意外に難しく、どういえば誰にでも分かる表現になるのか? というところで、けっこう苦労しています。
タイピング練習ソフトというのは世間にいろいろ出回っているのですが、けっこう仕様というものが共通していることが多く、ものによっては、「そのまま真似てるだけなんじゃないの?」というものも多いのです。
で、よくあるのが、画面にキーボードを表示して、打つべきキーを図示する、というものなんですね。
これはタイピング練習ソフトなら必ずと言って良いほど備えられている機能なのですが、通常、
●画面にキーボード図が表示され、打つべきキーが色付けされて強調されている。
というようなものが一般的なんです。
ところが!WEEKの「打つべきキーの案内」には、そもそも「キーボード図」も表示されていませんし、それどころか打つべきキーの「文字」すら表示されていないんですよ。
実例を表示しますね。
●WEEKにおける「U」を打つ際の画面表示
http://www.kidashigeo.com/week/img/lp_img/yubianime.jpg
どうでしょう?
見事なほど「キーボード図」も「打つべき文字」も表示されていない、ということが分かると思います。
ブラインドタッチができる僕自身から言わせてもらえば、そもそも「キーボードは一切見ない」のが当たり前なのだから、画面にキーボードを表示する、という事自体がナンセンスなんですよ。
キーボードを一切見ずにキーを打つために必要なのは、
●どの指をどの方向に移動させて打つか
だけなわけです。
ですから「U」を打つのであれば、ホームポジションの一段上に「U」はあるのだから、
●右手の人差し指を一段上に上げてそのキーを打つ
ということだけ分かれば、他の情報は必要ないし、そもそもキーの文字に惑わされて指の「動かし方」が分からなくなってしまうのです。
なので、WEEKの場合は「指の動かし方」しか図示してないんですね。
しかも、もっと重要なのは、
●目的のキーを打っている時、他の指はホームポジションに残しておくこと
なんですね。ホームポジションを移動させてしまったら、いま打ちたい一打は打てても、次の二打目をどう打てばいいのかわからなくなってしまうわけです。
なので、この指の移動を示す図示では「ホームポジションに残す指はどれなのか?」ということも明示してあるんです。
僕はこの図示のシステムを「指アニメ」と呼んでいるんですが、この図版をベースに練習をしていると、ある程度練習が進んでくると、ほんとうに画面に表示された指位置の四角形が指の形を真似るかのようにシャキシャキ動いているように見えるのです。
大切な事は「指をどう動かすか?」であって、「打つべきーキーはどれなのか?」ではない、ということですね。
これは多分、かなり画期的な表現だろうと思うし、タイピングを習得したいと思ってる人にも、この図示の仕方なら「おおそうか、分かりやすいね」と思ってもらえるはずだと思うのですよ。
とまぁ、「WEEK」は本当にいろいろと考えて練りに練って作ってきただけに、こういう説明をするのもけっこう手間がかかっていかんのです。
ということで、今日のメルマガ1通目はここまで。
すぐに次の2通目にかかりますね。
ではでは。
--------------[KID'S SIGNAL No.1382 -了- ]---------------