[1411号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

「B7の無地でページの多い手帳」を求めていたら、以前試した「オープンリングノート」のメモ「L」サイズが気になってきました。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1411号●2025年6月28日(土)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、
■「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」■
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。

読み落としがある場合は、メルマガ本文のすぐ後に、
バックナンバーページへのリンクがありますので、そちらからご確認ください。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
本日は2025年6月の29日、日曜日です。昨日は所用でメルマガが書けませんでした。なので、本日はまた一日2通パターンです。
2025年6月28日土曜日分のメルマガをお送りします。

「B7の無地でページの多い手帳」を求めて、紆余曲折があって、

●F.O.B COOP B7Wリングメモ無地
https://www.nippon-note.co.jp/products/detail/90

までたどりついたけれど、リング穴の数が9穴だったので「ちょっと嫌だな」と思ったところまで昨日は書きました。

なぜ「9穴」が嫌だったのか? というと、もともと一番良く使っている「オープンリングノート」のシリーズに、「メモサイズ」の1ランク大きなサイズの、

●メモ Lサイズ

というシリーズがありまして、このリーフが「F.O.B COOP B7Wリングメモ無地」と非常に近いサイズながら、

●10穴

だからなんですね。
で、オープンリングノートの「L」ではない、普通の「メモサイズ」は「8穴」なんです。
「F.O.B COOP B7Wリングメモ無地」は「9穴」なので、ちょうどその間になるわけですが、穴数が奇数と偶数の違いがある、ということは穴の位置が少しずれている、ということなわけです。

これだと、A5とかB6とかのバインダーにバインドした時に、どうしても「ズレ」が出てしまうわけです。
そこがちょっと嫌だったんですね。

で、この「かなり望みの仕様に近いノート」がちょっとした点で使いづらい、というのがすごく残念で、うーんと悩んでいたわけですが、唐突に、

「ん? なら、いっそのこと『メモ Lサイズ』を持ち歩きノート化したら良いのじゃないか?」

という発想に傾いてしまったわけです。

そもそも LIHIT LAB の「オープンリングノート」シリーズには、けっこうな種類の「メモ用」シリーズがあるわけです。

小さい方の「メモサイズ」には、

昔からあるカラフルなシリーズ
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-1661.html
少し前に出たパステル調のシリーズ
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-1961.html
最近出た半透明のシリーズ
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-2720.html

と、表紙素材の色展開がかなり豊富なんですね。

で、大きい方の「メモ Lサイズ」の方も、
淡いパステル調のシリーズと、
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-2721.html
シックな色使いのシリーズのMutualシリーズ
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-2670.html
があるわけです。

で、この「Mutualシリーズ」というのが、僕は色使いといい、サイズといい、横位置使いが一応標準になっていることといい、けっこう好感をもっているシリーズでして、気持ち的には「常用したい」という気持ちはありながらも、残念ながら、リーフが「ドット方眼」なので、使ってないわけです。

この「ドット方眼」という奴、もう本当に使っている時の感覚は、限りなく「無地」に近いので、「これなら使ってやってもいいか」とついつい思ってしまうんですけど、さまざまな「デジタル化するアプリ」等を使った時に、やっぱり「ドット」がかなり目立つ形で残ってしまうんですね。

これがもう、ほんとうにうっとおしくて、使ってないわけです。
手書きの時は全然目立たないのに、デジタル化するとドットが文字と同じくらいの印象で濃く表示されちゃうんですね。
複数のアプリを使ってみても、どれでも同じ。デジタル化するとドットがえらく目立つ。

で、「F.O.B COOP B7Wリングメモ無地」の代わりに、この「メモLサイズ」が使えないかと検討する過程で、画像処理の方法をひと手間かけるなどすれば、ドットを完全に消せるのではないか? と、かなり画像処理のソフトでああでもない、こうでもないとデータを半日くらいひねくり回してみたんですけど、やっぱり全然無理だったんですね。

「これはダメだ。使うなら無地用紙を独自に発注する以外にない」

という、ま、当然の結論に到達してしまったわけです。
いや、ほんと、方眼罫は本当にデジタル化には向かんのですわ。本当に邪魔。
薄い青色の方眼罫など、「青色系統の色味だけ削除する」というような手法で消せないか? とチャレンジもしてみたんですけど、罫線はきれいに消せる代わりに、メモした文字が細くなってしまったりするわけです。

もう本当にどうしようもなく邪魔なんですよね、方眼罫は。で、それはドット罫線であっても何も変わりません。目で見て認識できる、ということは、どう処理してもデジタル化すると「跡が残る」ということなわけです。ああ、邪魔だ。

「うむー、また無地リーフの発注をするか」

と、当初の「B7の無地でページの多い手帳」を手に入れるという目的からはずいぶんと遠いところまで課題が発展してしまったわけです。

でも、発注するとなると、A4の用紙一枚から4枚リーフが取れるとして、500枚のコピー用紙を断裁してもらうことになるので、最低2000枚のリーフを発注することになるんですね。

これはこれでかなり覚悟を決めて発注しないと使いこなせなくなるので、けっこうハードルの高い決断になるわけです。
発注する金額は大したことはなくても、使いこなせなくて何百枚、何千枚とリーフをムダにしてしまう、という経験が、精神的に辛い傷になりそうですしねぇ。

で、この「発注すると大変よな」という一点から、またまた、次の泥沼がはじまってしまったんですね。

ということで、この続きは次のメルマガで。


--------------[KID'S SIGNAL No.1411 -了- ]---------------


[1411号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→