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「B7の無地でページの多い手帳」を求めていたら、マルマンの「くるっとリング」が気になってきました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1412号●2025年6月29日(日)
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読者さん、こんにちは。
ということで、本日は2025年6月29日(日)です。一日2通発行パターンの2通目で、本日分を多くりします。

「ドット方眼がデジタル化に向かない」ということで、「B7の無地でページの多い手帳」として使う候補からは外さざるを得なくなった、

●LIHIT LAB :Mutualオープンリングノート(メモLサイズ)
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-2670.html

なのですが、しかし、B7サイズの手帳を継続的に使う、ということはやって行きたい課題の一つなので、なんとか良い方法はないかな? と考えていたんですね。

いちばん良いのは LIHIT LAB さんが「無地のリーフ」を出してくれることなんですけど、どうにも LIHIT LAB さんは無地のリーフを用意してくれないんですよねぇ。(他のサイズ、A6とか、B5とかは出してるのに! なんですよ。)

「メモLサイズの無地のリーフさえあれば、せめてお試しでメモしてみるという事くらいはできるのに」

と、大変くやしい気持ちになったのですが、その時にふと、えらいことを思い出したのでした。

実はマルマンから出ている「ルーズリーフミニ」のシリーズが、実はこの LIHIT LAB さんの「オープンリングノート:メモLサイズ」ととても近いサイズなんですね。
「ルーズリーフミニ」は、「メモLサイズ」より短辺が2mmほど長く、長辺が8mmほど短いという程度の差でして、限りなく筆記面積はB7に近いのです。

B7サイズは、 91mm x 128mm
メモLサイズは、 85mm x 136mm
ルーズリーフミニは、 87mm x 130mm

という感じ。3サイズともとても似通った筆記面積なわけです。

「ルーズリーフミニ」は一般的な「ルーズリーフ」の半分サイズくらいのリーフ式ノートで、「オープンリングノート」とはリング穴の間隔が異なる、別規格です。(ルーズリーフの規格は日本独自規格です。リングノートは国際規格。)
リーフの互換性はないけれど、リーフの抜き差しが出来るという点では同じ感覚で使えるノートです。

で、大事なことは、マルマンの「ルーズリーフミニ」のラインアップには「無地」のリーフがちゃんと存在している、ということなんです。

前々から、この「ルーズリーフミニには無地のリーフが用意されている」ということは頭に入ってまして、あれはいいなぁと気になっていたのです。

で、しかも! 「ルーズリーフミニ」のシリーズには、昨年の10月25日から、

●【新製品】ルーズリーフミニシリーズ初のカスタマイズバインダー「くるっとリング」(文具の扉:記事)
https://www.buntobi.com/articles/entry/news/019957/

という商品が登場していて、これが仕様的に LIHIT LAB さんの「オープンリングノート:メモLサイズ」と非常に近い、競合商品なわけです。

「おおおお、そうだった、くるっとリングというものがあったのだった! これは半年なりなんなり、テスト的に採用してみても良いかもしれない」

とふと思いついてしまったんですね。

で、さっそく購入したわけです。

したわけですが、ううーん。いろいろと気に入らない点が多々あって残念感が増し増しになってしまったのでした。

いや、単純に LIHIT LAB のオープンリングノートシリーズになれている、というだけの話なんですけど、とにかく小さなところでかなり使い勝手が違っていて、けっこうイラっと来てしまったんです。

まず

●リングがオープンリングシリーズの「開けやすいけど閉めにくい」とは違って「開けにくいけど閉めやすい」仕様だった

こと。
これが、さして大きな違いではないのに、ささいな違いだからこそ、慣れにくくてずいぶんと抵抗感があったんですね。
とくに、リーフを差し替えしようとして、少し手が動いただけでリングがカチっと閉じてしまうのには、びっくりしたというか、ちょっとイラっとしてしまいました。いや、これは多分慣れの問題でしかないと思いますが。

それから、

●表紙がリーフより一回り大きいサイズ

だったこと。
これもさして大きな問題ではないんですけど、手に持った感覚がずいぶんとおおざっぱな印象になってしまって抵抗感がありました。
いや、大した問題ではないんですけど、やっぱりオープンリングノートと比べてしまうんですよね。

オープンリングノートシリーズだとPP素材の表紙と紙のリーフは1mmくらいのサイズ差しかないんで、手で持った感覚がピタリとリーフを支えている感じになるんですけど、「くるっとリング」は、PP表紙がリーフより10mm=1cmも幅広なんですよね。手の中でリーフがガタつく感じがあって、僕はあまり好きではないのです。

でも、しかし、です。
こういう小さな問題が多々あったとしても、「無地リーフがメーカーから供給されている」というのは、かなり強力なメリットなわけです。使ってみると、リーフは少し厚いかな? とは思うものの、及第点。

これなら使って使えないことはないかな?

と思ったんですが、
ここで、はたと考えが固まってしまったんですね。

「いや、待て。ルーズリーフだと、大判サイズへのバインドがちょっとむずかしいじゃん」

と気づいたのです。

これは前にブログに書いた、こういう使い方の話です。

●ツイストリングノートのメモサイズは、結局ノート型のツイストノートにバインドするのが便利。グルーピングも閲覧も快適に。
https://kidscomp.exblog.jp/30217896/

これ、やりだすとかなり便利なので、ちょっとやめられないんですよね。
で、オープンリングノートだと、360度表紙を折り返せるリングノート風の利用が可能なんですけど、B5・26穴に代表される「ルーズリーフ」の方には、「360度折り返せるバインダー」というのはほぼないんです。

いや、あるにはあるんです。多分これ、LIHIT LAB さんがOEM供給してるんじゃないか? と、勝手に妄想してるんですけど、

●無印良品:リフィルノート
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182913828

というのがあるんです。
これはほぼほぼオープンリングノートなんですけど、穴と穴の間隔が「ルーズリーフ」規格なんですね。オープンリングノートの「リングノート規格」とは違う。
なので、「くるっとリング」とも互換性があるわけです。

で、無印良品のホームぺージでこの「リフィルノート」のシリーズを見てみたんですけど、A4とB5とA5の三種類出てます。
うーん、まぁラインアップとしては十分すぎるほど充分なんですけど、やはりちょっとしょぼい。B6がないしねぇ。

ということで、この「くるっとリング」への乗り換え計画もとん挫した、ということなのであります。

うーむむむむむ。
こうなると、「オープンリングノート:メモLサイズ」のリーフサイズにコピー用紙を断裁発注する、という方法しかなくなっちゃうなぁ。
うーん。

というところまでが、現在到達した現状なのであります。

いやー、ものすごくグルグルと同じようなところを逡巡しておるなぁ、というのが実情なのであります。

ということで、今日のメルマガはここまで。で、多分、この話題もここで一区切りだと思います。
うーん、断裁発注するかなぁ。うーん。

ではでは、また明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1411 -了- ]---------------


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