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バインダーノートと綴じノートの違いを、最近「うまく使い分けたいな」と、強く思うようになりました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1415号●2025年7月2日(水)
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読者さん、こんにちは。
今日はちょっとノートの話題。
今年の初めから、ノートの使い方をかなり変更しています。
昨年までは、LIHIT LAB のオープンリングノートという抜き差しできるノートを、綴じノート風に使う、というやり方で、それなりに便利に使ってきたわけです。
もともとは、僕も一般的な方々と同じく、「手帳」と「ノート」を別々に持ち、スケジュールなどは「手帳」に書き込み、取材などでノートを取る時は一冊のノートになんでも書き込む、というやり方をしていました。
しかし、従来型のメインの仕事が減り、ネットを通じての仕事が一般的になってくる中でノートの取り方というのもどんどん用途が変わってきて、2020年くらいから、「綴じノート」一冊でなんでも書き込むというやり方を取っていました。
多分、他者との予定共有が「スマホ」でほぼ完結してきたのが、かなり大きかったと思うのですね。多くの方が似たような状況ではないでしょうか?
わざわざ手帳にメモを取らなくても、LINEだとかメールだとかで連絡が来ているので、それを見れば予定は分かる。おおむね、そういう時代だと思います。
とどのつまり「手書きで何かをメモする」という用途・役割が、「他者との約束」などより、「自分自身の内面の確認」へとシフトしてきたんじゃないかな? と感じるのです。
そういう流れの中で手帳術で言うと、「バレットジャーナル」というのがひとつの大きな転換点だったように思います。
その他にも、GDC(Getting Things Done:「やりかけ仕事を全部書き出せ」という方法論)だとか、マインドマップだとか、さまざまな方法論はありましたが、PC=パーソナルコンピューターが登場した後の「手書きの方法論」という意味では、やっぱり「バレットジャーナル」が多くの方に役立ち、なおかつ有用性も高い、という意味で時代を画する「メモ術」だったと思います。
で、バレットジャーナルを換骨奪胎して、本質だけ整理すると、ようは
●デイリーログ
●コレクションページ
の二つに要約できると思うわけです。
デイリーログは要は「毎日ToDoリストをつけるページ」ですし、コレクションページは「特定テーマで記帳していくページ」なんですね。
これをざっくり要約してみれば、
●デイリーログ=「手帳」
●コレクションページ=「ノート」
と割り振ることもできるわけです。
バレットジャーナルというのは、「箇条書きでリスト化する」という方法論を、「手帳ページ」と「ノートページ」の両方にあてはめる、というやり方と言っても良いと思います。
つまりは、「ノート一冊でスケジュールもメモも全部こなす」方法論そのものだ、ということになります。
で、これを、僕は最初は愚直に「一冊のノート」でやってたわけです。「バレットジャーナル」そのものではなかったけれど、まぁ方法論を部分的に取り入れて、自分が取り組みやすい形でやってました。
で、昨年と一昨年は、ほぼほぼ「バレットジャーナル」そのものの形を「バインダーノート」をわざと「綴じノート」的に使って、そこに「メモ用紙だけは随時はさみこむ」というようなやり方をしていたわけです。
しかし、今年からは、これが大きく変わりまして、バレットジャーナルで言うところのデイリーログ(毎日つけるToDoリスト)は、一日一ページ、一年で365ページある一冊の綴じノートに独立分冊されたんです。(今年の4月からです)
で、バインダーノートの方は、A4用紙を独自拡張した「A4-8mmシート」を半分折りしてA5のバインドするという形で「コレクション」をかなり無手勝流で使ってます。
それと、前々から、「毎日ToDo」の発展型として「ハビットトラッカー(○×記号による習慣化記録)」を付けるようになって、これが日常生活を支えるかなり大事なツールになってます。で、これは自作シートをプリントしてバインダーに綴じて使ってます。
つまり、「綴じノート」と「バインダーノート」をそれぞれの役割を勘案しつつ、適材適所で、柔軟に並行して使ってるわけです。
これがけっこうラクで、なおかつ使いやすくもあるんですね。
ということで、今日はそんな最近の「ノート術」を少し俯瞰で考えた話を書いてみました。
この件もう少し考えたいので、また書きましょう。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1415 -了- ]---------------