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「専用ノート」に、「三日坊主」は存在しない、という話をします。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1418号●2025年7月5日(土)
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読者さん、こんにちは。
えー、今年からノートの書き方を変えている、という事は何度か書きました。

その中でいま使ってるノート一覧という記事を5月の23日付けで書いたんですけど、ま、今日はその続きになる話なのかもしれません。

基本バインダーノートが好きで使っているわけですが、綴じノートもけっこう好きでいろいろノートを使い分けている過程で、時折「専用ノート」というのを作りたくなる時があるんですね。

今年のパターンで言うと「睡眠ノート」というのがあります。

これは、

●ぐっすり眠る習慣 単行本(ソフトカバー) - 2023/2/1
白濱 龍太郎 (著)
https://amzn.to/44xVrDi

という書籍を読んだ時に紹介されていたフォーマットで、一週間1ページで、自分の睡眠時間について記録し、一週間単位で「振り返り」をする、という形式のノートなんですね。
この形でなら睡眠管理がしやすいはずだ、ということなんです。
こまかいことは省きますが「睡眠不足は一週間の中で調整する」というリズム・サイクルが理にかなっているという考え方です。

で、

●一ページで1週間

というノートの付け方がすごくいいなと思いまして、手元で余っているノートを即「睡眠ノート」として活用するようになったんです。

で、このノートはA6のリングノートだったんですが、リーフの枚数が50枚綴じられているわけです。ページ数で言うと100ページです。
近所のスーパーで売っていた一冊100円だったか200円だったかの、どこにでもあるノートなんですけど、これに「一ページ一週間」で睡眠記録を取っていったら、100週間、ほぼ2年間睡眠を記録できることになるわけです。

つまり、2年間、リーフの差し替えとか追加補充とか、そういう手間は一切不要ですし、2年分の睡眠の流れをざっくり見直すとかもいつでも簡単にやれるわけです。

これ、考えたらすごいなぁと改めて感心したんです。

でも、実はこういう具合に「専用ノートを作る」ということを僕はけっこう、ちょくちょくやってるんですね。

で、たとえば「仕事日記」というタイトルのノートなんかは、B5のリングノートを使って書いていたりするんですけど、このノートが枚数が70枚、ページ数で140ページありまして、こういうノートの両面に、「思いついた時だけ仕事に関する振り返りをする」というようなスタイルで書いているんです。

(途中で突然に「毎日書くスタイル」に変わっていたりもするんですが、基本は「思いついた時」だけです。)

で、この「仕事日記」なんて2012年から書き始めていて、いま、140ページのうちの112目だったりします。なんと13年使っていて、まだ終わってないし、まだ使ってる、という話なわけです。

で、この「仕事日記」とは別に「夢見帖」というB6サイズのノートもつけていて、これは印象的な夢を見た時だけつけているんですね。
このノートなんて、一冊が90シート、180ページもあるので、かなりの厚さなのですが、これが2008年から記帳していて、上記の「仕事日記」より以前からつけていたりするわけです。

と言っても、この「夢見帖」の場合は2011年の6月25日から記述がピタッと止まってしまって、なんとなんと昨年2024年6月26日から、またふたたび続きを書き始めているんです。おどろくなかれ13年間のブランクを越えて、継続記帳していたりするわけです。

だから、思うんですけど、「綴じノート」って言うのは、テーマを決めたら、別に「続けよう」とか思うんじゃなくて、その気持ちが高まったり再燃したらまた続きを書いたらいいし、で、書く気がなくなったら書かなくてもいいし、そのまま置いておけばそれで良い、というものなんじゃないかなぁって思うわけです。

実際、この「夢見帖」なんて、13年も経って続きを書くことになるとは思いもしませんでしたから。
半分捨てるつもりで本棚に突っ込んでおいた、というのが本当のところです。

でも、この「仕事日記」にせよ、「夢見帖」にせよ、読み返してみると、すごく自分にとっては意義深いことが書いてあったりするんですよねぇ。

ということで、今日メルマガは「綴じノートで『専用』ノートを作ったら、基本的に『三日坊主』は存在しないのだ」というお話でした。
再開さえすれば、それは「継続」なのですから。

ではでは、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1418 -了- ]---------------


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