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改めて、自分が「無地」のノートが好きな理由がおぼろげながらに見えてきました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1422号●2025年7月9日(水)
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読者さん、こんにちは。
前々から、ずっと「無地のノート」を激推ししているわけです。

ブログの方でも、

●「無地のノート」には、多くの人が知らない「すごい秘密」が3つも存在している。知りたくないですか?
https://kidscomp.exblog.jp/30221823/

●アイディア出しには、無地が最強。方眼ノートは横罫より不便です。「アイディアには方眼」は、都市伝説。信じてはなりません。
https://kidscomp.exblog.jp/29436690/

とかの「無地のノート」についての記事を書いてますし、アクセス数もそこそこあります。

なので、「無地」というものの利便性についてはずっといろいろ考えてるわけなんですが、最近少し気づいたことがあるんです。

それはまず、「無地」のツールには何があるのか? を考えたら、少し見えてくるわけです。
無地のツールというと、

●ホワイトボード
●付箋紙(ポストイット)
●デスクメモ
●ハガキ
●A4コピー用紙

と、このくらいのツールが思い浮かぶわけです。

で、これらの「用途」を考えてみると、おおむねどれも、

●いますぐサッとメモを取りたい時に使う

ということが大きいと思うわけです。

まずホワイトボードは、社内会議などで打ち合わせの時に使うわけですが、ちょっとした概念をみなで共有したり、企画会議などで、アイディアを募るときにリストアップに使ったりということが多いと思います。

テレビの刑事ものなどでは、資料を貼り付けたり、事件解決の仮説を組み立てたりする時に良くでてきますよね。

やはりそういう「発想を書き留める」ために使うように思うわけです。

で、これは付箋紙(ポストイット)でも似た部分は大きいのではないでしょうか。突然の電話で内容を聞き取り、それをメモし、担当の人間に手渡しメモとして使う。そういう用途がまずあります。
これはデスクメモでも同じような使い方をするかもしれません。

残りのハガキとA4コピー用紙は、多少毛色は違ってきますが、ハガキはメールや電話が一般的ではなかったころは、旅先などで、知人にちょっと感想などを伝えたい時などに、サッと書くために良く使われていたようですし、A4コピー用紙も「メモ」として使う人の多くが「アイディア出し」をする時に使うという事例をネットなどでも良く耳にします。

では、なぜこういう

●いますぐサッとメモを取りたい時に使う

場合に「無地」が選ばれるのか? というと、結局は、

●文字数が一定ではない

ということが大きいのだと思います。
自分が思いついたアイディアでも、キーワード1個だけを書き留めたい時もあれば、ある程度の長さの文章で書き留めたい時もあると思います。
そういう時に「無地」なら柔軟に対応できるわけですね。

だから「無地」というのは、もともと、アイディア出しのように文字数が決まらない、とにかく「不定形な情報」を書き留めるためのツールとして存在しているフォーマットなのだよなと改めて感じ入っていたわけです。

で、この「無地フォーマット」の融通無碍な利便性に、「無地のノート」を使いはじめて、心底気づいたわけです。

また、自分自身が、物事の定型的な側面を理解したり把握したりすることよりも、自分自身の思いつきや、アイディアなどを、とにかく一番書きたい対象として考えているのだよなと改めて思ったわけです。

受験生などだと教科書や参考書のまとめをするために、やはり横罫などの方が利便性が高いのかも知れないわけですが、

●いつどんな発想が生まれ出るかわからない。その「わけのわからないもの」を書き留めたい

と思っている僕には、やはり「無地」が向いているのだよな、と、改めて気づいた、ということでもあります。

そして、それに加えて、近年では、

●スマホカメラをメモとして使う

という使い方も「無地」を最優先で使いたくなる理由のひとつにもなっています。

冷蔵庫にホワイトボードが貼ってあって、何か調味料や材料がなくなるたびにメモしておいて、出かける時には、そのホワイトボードをパシャっと撮影してスマホを見ながら買い物をする、という使い方も最近では増えています。
このスマホでデジタル化、ということを考えると、やっぱりホワイトボードなどの「無地」であることがとても重要なのですね。

ということで、ちょっとした思いつき、パッと出てきたアイディアなどを、とにかく文字サイズを気にすることなくサササっとメモを取りたい、という気持ちが強いから、無地のノートやメモ帳が好きなんだろうなと、あらためて再発見した私なのであります。

今日のメルマガはこんなところでおしまい。
ではまた明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1422 -了- ]---------------


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