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またまた無印良品の商品紹介です。リーフの抜き差しできる「リフィルノート」。いや、僕は使ってないんですけどね。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1426号●2025年7月13日(日)
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読者さん、こんにちは。
前々からずっと書いてますけど、僕はLIHIT LAB さんの「オープンリングノート」(旧名:ツイストリングノート)のシリーズが好きで、特にカラーリングが落ち着いた色合いの 『Mutual(ミューチュアル)』のシリーズがかなり気に入っています。
●オープンリングノート
https://www.lihit-lab.com/lineup/opno/
●「あなたの毎日に、寄り添うノート」をコンセプトにした 『Mutual(ミューチュアル)』シリーズを発売します。
https://www.lihit-lab.com/info/2023/11/mutual.html
で、この「オープンリングノート」のシリーズは、ISO規格である「1/3インチ」規格なんですね。
ISO 1/3規格のノートそのものは、「ダブルリングノート」というジャンルとして一般的なんですが、そのダブルリングノートの規格を保ったままリーフを抜き差しできるバインダー機能をつけたのが「オープンリングノート」なんです。
しかし日本でこういうバインダー形式のノートというと、「ルーズリーフ」というのが一般的です。
こちらは日本独自の規格であるJIS規格のノート・バインダーということになります。
で、僕は「オープンリングノート」が好きなんですが、どうもバインダーのリング機能が、かなり「オープンリング」と近い「JIS規格ルーズリーフのオープンリングノート」とでもいえるような、「オープンリングノート」に大変良く似たバインダーが発売されておりまして、それが無印良品の、
●リフィルノート
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182913798
なんですよね。
このノート、使い勝手とかがかなり「オープンリングノート」に似ていましてリング規格が違うだけの同一シリーズなんじゃないかと勘違いするほど似ているツールなんですね。
使い方の紹介ブログがありましたので、紹介しておきます。
●自由につかえる、リフィルノート|スタッフのおすすめ
https://www.muji.com/jp/ja/shop/045930/articles/muji-staff/759556
でね、少なくとも日本においては、ISO 1/3規格のノートなどより、JIS規格のルーズリーフの方がはるかにメジャーなわけです。
ルーズリーフに対応したスケジュール用紙だとか、さまざまなフォーマット用紙がけっこうたくさん出回っているわけです。
なので、上記の無印良品の「リフィルノート」が出た時は、「ああ、これは一般のルーズリーフノート好きの人達からは評判がいいだろうな」と思っていたのです。
けっこうメジャーな存在になる可能性を感じていたわけです。
まぁまだ登場してまもないので、これから人気になるかどうかも分からないわけですが、定番として定着していくんじゃないかなぁと思っているわけです。
でも、じゃあ、それを自分で使うか? というと、実はこれがあまり使いたいと思わないわけです。なんでか?という話なんですが、それを説明するためには、まず以下の図版を見てもらわないといけないんですね。
●ISO規格とJIS規格のリング穴の違い
https://shop.r10s.jp/8989usagiya/cabinet/63/imgrc0094203997.jpg
この図で注目していただきたいのは、リング穴の外寸の端からリーフの外寸の端までの距離の違いなんですね。
●ISO規格 2.5mm
●JIS規格 3.6mm
という1.1mmの違いがあります。
「ほとんどかわらないじゃん」と一瞬は思う程度の違いなのですが、ところがどっこい、こういうリングノートというのは穴が「左右両ページ」に存在しているわけなので、このわずかな差が左右の見開きで2.2mmとけっこう大きくなるんです。
しかもバインダーとなると、その2.2mmの直径の「リング」が必要になるので、ルーズリーフとダブルリングだと、同じ紙の枚数でも、ルーズリーフの方がずいぶんとリング径が大きくならざるを得ないわけです。
そういうささいな点の違いで、僕自身はダブルリングを好んでいるわけですが、まぁ世間一般的に言うとバインダー形式でリーフの抜き差しができるノートは、「ルーズリーフ」が普通だしメジャーだと思います。
なので、この無印良品の「リフィルノート」は、普通のルーズリーフを使っている人にはけっこう良い商品なんじゃないかなぁと思うんですね。
悪くないと思います。
ということで、今日は無印良品の「リフィルノート」とダブルリングノートの違いについて書いてみました。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1426 -了- ]---------------