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持ち歩く「無地」の綴じノートを使ってみて、あらためて無地の便利さ、使い勝手の良さを、深く実感しているのです。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1433号●2025年7月20日(日)
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読者さん、こんにちは。
ということで、今日も「持ち歩く綴じノート」の使い方について、ちょっと考えてみたいと思います。

無印良品の「文庫本ノート」を日々持ち歩いているわけですが、このノートは「無地」なので、メモする時の文字の大きさがその時ごとで自由に変更しても何の問題もありません。

実際、どの程度文字の大きさの変化があるのかを、この無地のノートに定規をあてて調べてみたのですが、最大で文字高8mm前後、小さい文字の時は文字高4mm程度でした。
面積比で言うと4倍くらいの差があるんですね。

電車の中で、思いつきなどをメモする時は大きな字で適当に書くので8mmくらいになるわけです。ゆれている電車の中で小さい文字など書けませんから。

逆に、たとえば喫茶店などで、スマホで見た買いたい商品のスペックを転記するとか、気になった法律の条文を転記するとかは、4mmの小さな文字でやってるわけです。

で、ここで大事なのは、「行間」なんですね。当たり前なんですけど、8mmで書いている時は行間は2mmから3mmくらいの行間だし、4mmで書いている時は1mm行くかどうか、という感じなわけです。

この行間の取り方というのが、再読する時にはけっこう重要なんですね。やはり多少の行間が空いていないと読みにくいわけです。
逆に言うと、小さい字で書いてあっても行間さえ適切なら、さほど読みにくい、とはならないんですね。

ところが、罫線のあるノートだと、ここの行間の取り方がすごく難しくなるし、下手をすると、罫線が邪魔してものすごく読みにくくなったりするわけです。方眼罫などは本当に最悪です。読みにくいったらありゃしない。

というか、方眼罫だと、「自由なサイズでパッとメモする」と言う時に本当に罫線がじゃまなんですよね。文字高を6mmにしたい時も4mmにしたい時も、8mmでないと掛けない、無理、と言う時もいろいろあるわけですが、そのどんな時にも、いったん「どのくらいの間隔で罫線に沿わせようか」とか、ついつい考えてしまう。その一瞬の躊躇が本当にムダだと思います。

無地のノートには、この躊躇が一切ないので、「メモしたい」→「文字を書く」という気持ちと行動の間に障害がないわけです。
それはもうパッと、その時の最適サイズで、思うがままにサッと書ける。

で、これは「持ち歩く綴じノート」が無地が良いということの、かなり大きな利点だよなぁと最近しみじみ感じてきてるんです。

●会議の時にホワイトボードに重要なキーワードをパッと書く。
●電話を取った時に最低限伝えるべきことをポストイットに書いて同僚の机に貼る
●A4コピー用紙に自分の気持ちのおもむくままに文字の大小を混ぜて書き、アイディアを練る

というのと同じことが、この「無地のノート」でなら、自在にできるわけです。
で、同時に、

・商品スペックの転記
・契約書の文言の正確な転記
・少し長めの自分の気持ちをつづるような日記

のような用途に小さい文字でシコシコと書く、ということもたった一冊の兼用で行えるわけです。

これが無地の小さなノートを持ち歩くメリットなんですね。
で、こういう使い方をする際に、実は方眼罫ほど邪魔になるものはないわけです。

いやー、ほんとうに方眼罫は邪魔です。

ということで、今日は、「持ち歩き用小型ノートが無地である利点」について書きました。
もしみなさんも気になるなら、ためしてみてください。と言いつつ、「無地の持ち歩きできる小さなメモ帳」なんて、ほとんど出回ってないんですけどね。

ではでは、今日のメルマガはここまで。また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1433 -了- ]---------------


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