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ロルバーンのカスタマイズ動画を見て、知らないこと、気づいていない事というのは、まだまだあるのだなぁと思いました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1437号●2025年7月24日(木)
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読者さん、こんにちは。
実は、先日Youtube動画を見ていて、「あれ?これはどういうことだろう? 意味が良く分からないな」と感じたものがあったんですね。

それは、

●ロルバーン(リングノート)のカスタマイズ動画

だったんです。

僕自身は昔「ロルバーンミニ」を使っていた時期もあったし、ロルバーンのことは良く分かっているつもりだったんです。

あ、ロルバーンというのは、文具・雑貨メーカーのデルフォニックスさんが出しているノートシリーズです。基本はダブルリングノートです。

●ロルバーン
https://shop.delfonics.com/c/brands/original/cat701

で、良く知っているはずのロルバーンで、ちょっと理解不能なカスタマイズ情報を見てしまったわけです。
それが何かというと、

●リーフをJIS規格の「ルーズリーフ」を流用していた

ということなんですね。

それで僕は「え?」と驚いてしまったわけです。

上記のロルバーンシリーズのページを見ていただければわかると思いますが、ロルバーンシリーズは、基本「ダブルリングノート」のシリーズなのです。

なので、僕はてっきり、「ロルバーンは国際規格の3分の1インチピッチだ」と思い込んでいたわけです。
だって、リングを通しているリーフの穴も四角形だし、ルーズリーフ(JIS規格)のノートで「ダブルリング」なんて見たことなかったからです。

でもこれが、

●ロルバーンは国際規格ではなく、国内のJIS規格のルーズリーフ準拠のダブルリングノート

だったのです!

いやー、1年以上2年近くロルバーンミニを使っていたし、ノートなどのカスタマイズもやりまくっていたのに、なんでこの基本的な情報を理解していなかったかなぁと、自分でも驚いてしまったわけです。

で、そこではじめて、ロルバーンミニを使っていた時の、なんとも言えない

●ユルい感覚

の理由が分かったのでした。

いや、実はロルバーンを使っていた時はとにかく思いつきをどんどんメモするための持ち歩き手帳として使っていたわけです。
で、理由は自分でも良く分かってなかったんですけど、ロルバーンの場合は、

●メモを保管しない

という方針で使っていたんですね。
なんだか良く分からないけれど、ロルバーンの場合は、普通のダブルリングノートのような「カチ」っとした感覚になれず、とにかくポケットに小さいメモ帳を忍ばせて、どんどんメモして、不要になったらリーフごと捨てる、という感じで使ってたわけです。

でも、これで、その時感じていた「ゆるゆる感」の理由が分かりました。
そもそもJIS規格の「ルーズリーフ」は、リング穴の位置がリーフの端から少し距離のある場所なので、国際規格のダブルリングノートと比べると、リング径も大きくなりがちだし、リーフそのものも、少しガタついてしまったりしやすいんですね。

だから、他の国際規格のリングノートと比べてユルユルな使い勝手になっていて、そこから「使い捨て的使い方」になって行ったんだと気づいたわけです。

いやー、しかし直観的に「ゆるい使い方」しかしてなかった自分に感心しますし、ロルバーンがJIS規格のダブルリングノートなのだと知って、独自の「ユル感」「独自性」は

●JIS規格のダブルリングノート

という唯一無二の「スペック」から生まれていたんだなぁと感心してしまった次第です。

ということで、今日はロルバーンのリングピッチのお話でした。
ではまた明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1437 -了- ]---------------


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