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今日は、ちいさな手帳・メモ帳に大きな用紙を綴じこむ方法について考えてみます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1448号●2025年8月4日(月)
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読者さん、こんにちは。
今年に入って、手帳やノートの取り方を全面的に変更しまして、A5のバインダーをメインで使っています。
とはいうものの、リーフはA5用紙をつかっているのではなく、A4コピー用紙を半分折りにしたA4-8mmリーフを使っているわけです。
●A4-8mmリーフ
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/a4minus8.jpg
これはかなり気に入ってるリーフでして、実用度もかなり高いと思っております。
なにかしっかり考えたいときはA4コピー用紙に自由に書き込んで、その後にバインダーに綴じこむ加工をする、という形です。
その後は、A5バインダーを開いて、必要なページを参照・追加書き込みする、というような使い方なんですね。
で、最近はハビットトラッカー(習慣チェックシート)をA4用紙にプリントして、前からご紹介している「ナナメクリ」に挟み込んでA4一枚の全体を見回しつつ、毎日の作業進行チェックに活用しているわけです。
手帳・ノートは、このA4-8mmリーフと、毎日持ち歩いて使っている文庫本ノートの2種類がメインなのですが、いまの文庫本ノートを使い終わったら、前々から使ってきている「オープンリングノート:メモサイズ」の大判である「メモ Lサイズ」をメインに使うようにしようと考えているんですね。
で、ふと、「このメモLサイズにA4用紙が挟み込めたら便利かも知れない」と考えたわけです。
で、A4用紙を手帳に挟み込むための方法をネットで検索してみたわけです。
すると、いろいろ「折って貼る」という方法が出てくるのですが、いまいちパッとしないんですね。
で、いろいろ探した結果、それなりに実用性があるかな? と思われたのが、
●トルコ折り
●ミウラ折り
の二つでした。
この二つは、けっこうメジャーな折り方であるらしく、Youtube動画で折り方等もたくさん出ています。
トルコ折りの方は、測量野帳と相性が良いようで、とくに「地図」を貼り付けて出先で参照する場合などにかなり重宝するようです。
ちょっとした旅行に出て、旅先で目的地を探しつつメモも取りたいというような場合、地図は何度も確認する必要があるでしょうし、表紙の固い測量野帳は旅先でのメモにはちょうど良いと思います。
またミウラ折りの方は、トルコ折りよりサイズを小さく折れるので、もっと小さいメモ帳に地図を貼り付けたりするのに便利でしょう。
どちらの折り方も、サッと開いてサッと閉じられるというところが便利で、地図の折り方として有名なのだそうです。
「地図の折り方」というのは、他にも一般的でスタンダードなジャバラに折る折り方もありますし、これはこれで一つの「定番」になっています。以下のページで定番の各折り方の紹介がありますので、参考にしてみてください。
●地図の折り方
https://www.tanomail.com/dyn/sp/bf/tanokun-room/trivia/index27.html
ですが。
そもそも、僕が使っているA4コピー用紙のノートというのは、地図のように一日に何度も何度も参照するような使い方ではないわけです。
普段はナナメクリでA4用紙をそのまま参照していて、時折半日なり一日なり出かける時に持って出れたら便利かな?という程度なんですね。
その意味では、まぁ「ナナメクリ」にバインドしたままカバンに突っ込むというのが一番実用的なんですが、A4サイズのままだと不便、という時もやっぱりあるわけです。
外にいる時間はそれほど長くないから、メモするにしても参照するにしてもほんとうにちょこちょこで、持ち歩くノートも小さなメモ帳一個にしておいて、歩きながらカバンから取り出して参照したりメモしたり程度、という感じでしょうか。
地図のように糊で手帳に貼り付けるような固定的な情報ではなくて、帰ってきたら、またA5バインダーに戻したい、という程度の使い方なんですね。
大きな紙にアイディアメモをいくつも書いて、それを読み直して考えてみる、というようなことを電車の中でもやれたらいいな、というか、まぁそういう感じです。
となると、いつも使っているA4用紙をテキトーにパパっと折って、さっとメモサイズのバインダーにはさみこんで、帰ってきたら、またA5のバインダーやナナメクリにバインドしなおす感じの手軽かつお気楽なバインド方法を取りたいわけです。
そういうことをいろいろ考えて、ああでもない、こうでもないと検討した結果、
●マンダラ折り
という僕独自の折り方を編み出しました。
折り方は以下の図版を参考にしてください。
●マンダラ折り
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/mandara_fold.jpg
この折り方だと、A4コピー用紙を横位置で使って上下を3分の1で折るのはバインダー穴を8個ずつで数えればいいので、なんの道具も必要とせずに3つに折れる、ということ。
で、バインダー穴の開いているリーフだと、使用する穴位置以外のリング穴部分が邪魔になるわけですが、それは一か所切り欠きを作るだけで内側に折りこんでスキップできるわけです。
で、タテに3つ折りするところは、ほんとうにもう目分量でかまわないので、適当に折ればそれで充分という形になります。
この折り方だと、折った後に開くのは折った後の用紙の右下隅をスッと引っ張るだけで開けるわけでけっこう参照するにも手軽なんですね。
たたみなおすのは、ミウラ折りやトルコ折りに比べると多少もたつく感じはありますが、実用上問題があるわけでもありません。
で、何よりこの折り方だと道具も一切使わずにサッと小さなバインダーに折りこめるので、手軽かつ気楽なんですね。
ほんとうに、いつでもメモサイズのバインダーにA4コピー用紙を綴じこめるノウハウができたなぁと、けっこう気に入っておるのです。
まぁ実際にはナナメクリごと持ち歩くことがほとんどだとは思うのですが、ほんとうにA4用紙1枚だけを持って出たいというような時には重宝しそうだなぁと思います。
A5のバインダーはいろいろなメモをたくさんバインドしてるので、あまり持ち出したくないですし、持ち出し専用のバインダーを用意するのも2度手間です。複数枚の用紙を持ち出す必要があるなら、ナナメクリで充分なんですけど、電車の中とかナナメクリを取り出すこと自体が面倒になりますから、取り回しの良いメモサイズバインダーにバインドできると便利なわけです。
ということで、かなり実用的な「綴じこみ方法」を確立できたなぁと思っているので、ちょっとご紹介したくなりました。
今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1448 -了- ]---------------