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「固定開帳記入方式」は、さまざまな「しおり操作」より1ステップ記帳までの手順が少ないのです。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1469号●2025年8月25日(月)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、僕が考えた「固定開帳記入方式」について、さわりの部分だけお知らせしました。

まぁ簡単に言ってしまえば、

●クリップボードにノートをはさんで使う。

というだけの話と言えば、それだけのことなんです。
ただ、実際に「ナナメクリ」+A5のノートだとか、ハビットトラッカーシートだとかを挟んで、日々使っていると、なんだか知らないけれど、かなり気軽に記帳できるので、「なんでなのかな?」と考えた結果として、

●ノートを手にしてから参照・記帳するまでのステップが1つ少なくなる

というのが、かなり大きな要素だな、と感じているのです。

通常ノートに記帳するときは、ノートを手にして、その後に、記帳するために、

●ページを開く

という作業が発生するわけです。
で、この「ページを開く」という作業は、昨日紹介したように、普通は、

・しおり(紙製・金属製など)
・スピン(しおりひも)
・ドッグイヤー(ページの角を折る)
・角部分カット(ページの角をちぎる)
・ふせん(ポストイットなど)

などを目当てにページを開かない限り、一般的には

●目当てのページが何ページなのかを探す

という手順が発生するわけです。
逆に言えば、上記のしおりなどの「目印」は、この「目当てのページを探す」という手間を省くために存在しているわけです。

しかし、「ナナメクリ+ノート」の形式だと、ノート自体はすでに「目当てのページ」を開いた状態になっています。なので、そもそも、しおりやスピン、ドッグイヤー自体が必要ないわけです。

で、通常のノート術だと「一冊のノートにまとめましょう」という話が多くて、たとえばシステム手帳などをつねに手元に置いておきましょう、という決まり事が発生するんですね。

ところがこれ、この「システム手帳をつねに手元に置いておく」というのは考え方としては存在していても、実際に実行するのは意外に手間なんですね。
なぜかと言うと、手帳はつねに携行するので「置き場所」が特定できないわけです。
カバンの中に入っていたり、車の中に忘れたり、移動の際に他の荷物と一緒にショッピングバッグの中にまぎれこんでいたり。
冬場だとコートのポケットに入っていることもあるでしょう。

そうなると、仕事をしている机の上に置くこと自体を忘れてしまう可能性も出てくるわけです。

なので、僕は、

●つねに一冊のノートにすべての情報を集約し、必ず身に付けたり机上に置こう。

という考え方自体がかなり難しい話なのではないか? という気がしています。
そもそも「なんでも書くノート」は、携行することが前提なので、置き場はつねに変化するわけです。
それを無理やり一か所に置くように決めようとすれば、逆に「自分の手元に持ってくる」という煩雑な手間が、時々の状況の違いで発生し、安定的にメモしたり参照したりすることが難しいように思うのです。

なので、僕はいまは、いままで「メインノート」に集約していた機能を、どんどんバラして、「専用ノート」をたくさん作って、それを机上の本棚に「ナナメクリ+A5」のような「固定開帳記入方式」で書いているんですね。

家にいる時は基本、それぞれの「専用手帳」に書くべきことは、専用手帳に書き、いつも持ち歩いている「文庫本ノート」には書きません。手元に持っておく「文庫本ノート」だけは出先に持ち出すことも多いわけですが、これは本当に移動時とPCの前に座っている時くらいしか使わないんですね。

持ち歩きノートはあくまで暫定的保管庫なので、大半は書き写すべき「専用ノート」が決まっています。また決まっていない内容はデジカメで撮影してパワポで編集してプリント、A5ノートにまとめます。

こうすると、「書くべきノート」が決まっている専用のテーマは自動的に整理されていくので、バインダーノートからリーフを取り出す手間や、綴じノートに散らばったさまざまな項目をまとめる作業がかなり軽減されるのです。

ということで、このやり方は意外に利便性が高いし、手間も少なくて済むんじゃないか? と思いまして、

●「固定開帳記入方式」

という呼び名を付けてみることにしたわけです。

まだまだいろいろ検討しないといけない項目も多いのですが、いまのところ思っていたより、かなり簡単かつラクに情報整理ができているように感じます。
いや、まだまだ重要な検討課題も多いんですけどね。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1469 -了- ]---------------
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