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自作のツールがこれほど便利で、満足感が高いとは思いもよりませんでした。AIはやっぱりすごいかも。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1493号●2025年9月18日(木)
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読者さん、こんにちは。
昨日はAIでツールを作ったという話をしました。
何を作ったかというと、「階層構造化されたテキスト」の形式変換、という奴です。

第一章の中に第一節と第二節と第三節がある、というような構造を、

.第一章
..第一節
..第二節
..第三節

という具合に、行頭に付加した「.」(ピリオド)の数で管理する、というようなテキストです。
文章全体を眺めて原稿を書いていくのに、この機能は大変役立つわけです。

で、昨日も書いたように、

1.ピリオド表記の階層化テキスト
2.#表記のMarkDownによる階層化テキスト
3.HTMLの

形式の見出し指定による階層化テキスト
4.Microsoft Word の見出し修飾による階層化テキスト

という4つの変換パターンを作ったので、あまり良い執筆ツールが揃っていないiPad環境においても、それなりに原稿が書ける可能性がかなり高まってきたわけです。

当初は上記のうち「WORD」への変換が主要な変換用途と考えていたんです。
「でも、どうせついでだし、MarkDown形式にも対応させとこう」
と考えてAIに作らせたわけです。

で、こういうツールがあれば、形式が異なるので「試す」こと自体に抵抗感のある MarkDown 形式のツールも、それなりに使ってみようかな?という気になるものです。

で、触っていると素晴らしいというほどではないにしても、変換ツールがある、という前提なら、かなり使えそうな MarkDown エディタがあったんですね。Ulysses(ユリシーズ)というツールです。

いちおうアウトライン機能にも対応しているので、まぁまぁ使えます。(使えるけど、折りたたみ機能がないので、ちょっとイラつくんですが。)
出先で原稿を書く程度なら、せいぜい1時間程度でしょうから、まぁiPadを持ち歩いて何かを書くということなら、そこそこ使える感じでした。

この時点で、かなりこのツールに満足してたんです。

でも、改めて、変換先を見直してみると、
・HTML
と、
・WORD
という二つの出力先が冷静に考えると、けっこう意義深いぞ、と思えてきたわけです。

これ、要するに、

・HTML→ネット環境への出力フォーマット
・WORD→リアル環境(プリント用途)への出力フォーマット

じゃないか! と気づいたわけです。

これまでにも、テキストで原稿をいろいろ書いてきて来ましたし、それをプリントするのも、エディタのプリント機能で、簡単にやってきてたわけですけど、この変換ツールがあれば、そういう原稿を、HTML形式でホームページの本文として即座に転換できるわけです。
また、おなじように、いままで書いてきたものを紙に出力するのも簡単になるし、実は、WORDに変換すると、電子書籍とかにもすぐに対応できたりするわけです。

おおおおおー、これは一気に可能性が広がったぞー、と思いましたね。
ちょっと長めの原稿とかも書き溜めてあったんで、昨日、そのテキストをこのツールに読みこんで変換してみたら、ホームページ形式もWORD形式にも、瞬時に変換できて、ちょっと感動ものでした。

いままでWORDに変換しようとしたら、大量にある見出しと小見出しを全部手作業で変換するしかなかったのが、もうそれこそ、ペタンとツールに貼り付けるだけで丸ごとOKだったわけですから。

こりゃぁすごいなー。

と、昨日はひたすら感心していたのです。

しかも! ですね、ふと思いついてAIに5つめの変換先として、

5.Tab表記のFreeMindファイル(.mm)への変換

もついでなので作らせたのです。

FreeMind(フリーマインド)っていうのが何か?というと、あの有名な「マインドマップ」のツールなわけです。
これは行頭の記号が「.」とか「#」とかではなくて「Tab」なんですね。

マインドマップって、描いたことがある人なら分かると思うんですけど、基本的には内容がどんどん変わるので、変更や追加が出るたびに書き換えないとダメなんですよ。だから、マインドマップに関しては手書きでやるより、デジタルツールでやった方が良いと思ってるんです。

でも、デジタル化しても、やっぱりマインドマップの「書き換え」って面倒なんですよね。
でも、このツールがあれば、ザクっとした構成はテキストエディタでザクザクやって、その構造をマインドマップソフトに読み込んで見た目の調整だけチャチャっとやってマップに仕立てて、それをプリントすれば、けっこう役立つツールになるんじゃね? といまは思っております。

ということで、ほんと、このツールを一個作っただけで、いきなり表現の幅が広がって、いろいろな可能性が出てきたなぁと思っております。
ではでは、また明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1493 -了- ]---------------
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木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com


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