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手書きでノートや手帳に文字を書くことは、「自分を知る」ための最上の手法だと思っています。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第841号●2023年12月2日(土)
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%ATTR0%さん、こんにちは。
昨日は、ノートや手帳に書くなら、まず記録であって、それは「内面」の記録も「外面」の記録も残していける、という話をしました。
ここで、特によく考えていただきたいのが、「自分にとっての情報」というのは、いったいどこに存在しているのか? ということです。
自分の事以外、世界中のさまざまな出来事に関しては世の中に情報があふれています。
いや、インターネットが登場するまでは、「あふれている」というほどではなかったかもしれません。
調べものをするとなると、図書館に通い詰めていろいろな情報を手繰り寄せ、わずかなヒントから関連情報を見つけ出して、「ビンゴ!」となる情報に行き当たる、という感じだったでしょう。
(実際、僕が駆け出しのライターだったころ、自分の知識のないジャンルの原稿を書かねばならない時には、書店と図書館に入り浸りにならざるを得ませんでした。)
しかし、いまではキーワードさえ入力できれば、必要な情報はすぐに探し当てられます。つまり「自分以外の外の世界」の情報はいつであろうと、簡単に入手できる、ということなんです。
しかし、自分の情報に関しては、いくらネットを検索しても出てきません。
いや、ブログやSNSなどを頻繁に更新しているような人なら、自分の情報は出てくるでしょう。
しかし、それが「これから何をやっていくのか」「自分は何を大切に感じているのか」「今後の人生計画はどうなっているのか」などであったら、これはいくらネットを探しても出てこないわけです。
これはひたすら「自分に問いかける」しか他に方法がないんですね。
その時に、ノートや手帳に思いをしたためていくという行為は、とても効果が高いのです。
おそらくパソコンやスマホでは、うまく自分の感情などを引き出して定着させることが難しいだろうと思われます。
やはり、紙のノートや手帳を広げて、そこに気に入ったペンでしっかりと思いや考えを書きつけて行かないとうまく行かないだろうと思います。
直観的に「そういうことはパソコンやスマホではやりにくいかなぁ」と感じておられる方も多いと思います。
それは、単純にスマホやPCは、集中力を削ぎ、気持ちを分散させてしまうSNSであったりYoutubeなどの動画、あるいは仕事の連絡やメールが頻繁に入ってくるということも大きいとは思いますが、実はそれは「自己対話に向かない」最大の理由ではないと思うんです。
最大の理由は「手書きで文字を書くのはものすごく面倒」だからだと僕は思っているんですね。
入力のスピードというものを考えた時、おそらく一番速いのは「音声入力」です。そして、次にブラインドタッチなどでのキーボード入力がランクインしてきます。三番手はおそらくフリック入力だとか予測変換を駆使した「ケータイ入力」でしょう。
文字入力の速度では、この3つがとても速く、「手書きで文字を書く」のは、圧倒的にスピードが遅いんですね。恐らく、手書きが他の入力速度より3倍くらい時間がかかるだろうと思います。
実は、手書きで自分の内面を文字化していくことが、効果的なのは、この入力スピードの遅さが重要なのだろうと僕は思っています。
まず第一に入力スピードが遅いと、ひとつのテーマでより深いところまでじっくり考えられるという時間の余裕が与えられます。
音声入力やキーボード入力だと、思い付きをそのまま言葉にするのは、それほど難しいことではありません。
しかし、手書きだと、単語をひとつ書いた後に何を書くべきなのかを自分にじっくりと問いかけるようになってくるわけです。
これが「いま何を書くべきか?」という発想、態度につながり、手書き情報の内容が濃くなる要因となるわけです。
そして、もうひとつは時間がかかるので、言葉選びも慎重になります。より自分の内面深くまで表現できる言葉を選ぼうとします。つまり「言葉選びが正確になる」という事なんです。
なんと言っても手書きは面倒ですから、より短く、抽象度の高い言葉で「自分の内面」に最適な言葉を、自分の心の内面を掘るように紡いで、より「ぴったりな言葉」で表現したくなってしまうんですね。
無駄で持って回った表現などをしていたら、手書きだといくら時間があっても追いつきません。より短く、正確で、単純なワンワードで自分の気持ちの奥深いところまで表現させたくなってくるわけです。
手書きだと、自分の内面を深く掘り下げられるというのは、この部分が一番大きいだろうと思うのです。
で、昨日も書いたように、予定を立てるにしても、計画を練るにしても、何が重要で何が重要でないかは、この「自分の気持ち」が正確に定義づけできているかどうかがとても大切なわけです。
いまは予定を管理し、それを仕事仲間に伝達したり、共有したりするツールはとても充実していて、仕事の振り分けとスケジュール管理を最適化するガントチャートなども、昔のように一度変更が起きたら全部書き直しをする必要もなく、リアルタイムに変化させて作れたりします。
こういう他者との情報共有ツールも充実しているのだからこそ、「入力の遅い手書き」という道具を使って、自分のやりたいことや、価値観、興味の幅などを正確に把握しておいて、誰に対しても戸惑うことなく「自分らしい最適の価値観」を伝えられることが、いまの時代には必要だろうと思います。
そういう意味で、このメルマガで「手書き」の重要性を取り上げているのは大切なことだろうな、という風に思っているんですね。
ということで、今日は手書きの重要性と、その裏付けに関するお話でした。
続きはまた、明日以降に。
ではではまた。
--------------[KID'S SIGNAL No.841 -了-]---------------
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