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最新の科学を追いかけていくと、いったい「何」の努力をするべきなのかが見えてきて面白いです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第856号●2023年12月17日(日)
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%ATTR0%さん、こんにちは。
今朝から急に冷え込みがキツくなり、本格的に寒くなってきました。みなさんもお風邪など引かないようにお気を付けください。
さて、この数か月の間に、僕自身いろいろと情報を漁っていたのですが、人間の才能とか遺伝とか成長とか学習にかんする基本的な構造というのが、いままでの常識がまったく通用しないくらいに、新しい科学では「新常識」と言えるような「次元の異なる視点」の、仕組み解明が進んでいるようなんです。
で、このあたりの話を見聞きしていると、本当に新しい科学に沿って努力をしないと無駄足を踏むだけだよなぁとしみじみと思うのです。
たとえば、人間の学習とか才能の話で言うと、子供のころの「早期教育」というものが良く取りざたされていて、子供のころに基礎をやっていないと、大人になってからでは大きく伸びない、というような神話がありましたが、これがかなり実際の人間の成長とは異なるということが分かってきています。
そもそも早期学習で成果が出るのは「子供の間だけ」だという話なんですね。確かに子供のさまざまな学習方法は、早めにしてやれば他の子供より特定能力が抜きんでるということは起こるわけです。だから、みながこぞって子供の早期学習に力を入れたりするわけですが、実際に重要なのは社会に出た時の「成果」の方なんですよね。
で、実は学習能力などは、とどのつまりは遺伝によって決定される部分がとても大きくて、子供のころに早期学習で「読み」「書き」「計算」などのさまざまな能力が早くに身に付くということはあっても、大人になれば親からの影響の方が大きく上回って幼少時のアドバンテージは成人後の能力開発には特別関係はないということらしいんですね。
なんだ、これでは努力する意味が全然ないじゃないか、と思ったら実は大人になってからは、習慣化による学習で、脳内の神経細胞にミエリンと呼ばれる髄鞘(ずいしょう)、神経の「サヤ」のようなものが形成され、これによって神経の反応速度がおどろくなかれ100倍も早くなるということがわかってきているんですね。
たとえばピアノ学習などでは、練習量とミエリンの増加量が一致しており、学習や技能習得においては習慣化で大きく能力の伸びが変わってくるのだ、ということのようです。
知能指数などの知的側面や基礎力に関しては、親の能力を大きく超えることは難しいようですが、学習で習得される技能などは、習慣化による学習で、反応速度そのものが変わってくる、ということなわけです。
これだけでも面白い話だなぁと思うのですが、これに加えて、ドーパミンだとか各種の脳内物質の発生が、実は人間の腸内環境、大腸菌などをはじめとする細菌によって生成されているという話がまた、実に面白いわけです。
発達障害やADSなどの障害、脳機能の疾患などには、この腸内環境の改善が大きく影響することが分かってきていて、発達障害の治療に近親者など健康な人の腸内細菌を移植してやると、症状が大きく改善するのだそうです。
またうつ病などの精神疾患も腸内細菌との関係がさまざまに関係しているということが分かっていて「腸」を整えることで、物事に取り組むための基礎的態度が大きく変わってくるということも明らかになってきているようなのです。
こういう事が分かってくると、何かの課題に取り組むなどする時に、あまり大きく無駄な努力をしなくて済むということが、かなり大切だなぁと感じるわけです。
人間どうしても物事の捉え方が後ろ向きで、そもそも「学習すれば身に付く」というスタンスになれない場合などがけっこう多いわけですが、そういう事を苦しい努力で克服しようとするより、腸内環境を整えるのに役立つ野菜をよく食べるというような食事への注意を払う方が、結果的に「学習してより良い状況にしよう」という前向きな気持ちが生まれやすくなるわけで、基礎的な態度形成ができていないのに、「苦しい努力」をしても効率は悪いだけなのではないか? という風に思います。
ということで、今日はちょっと最近の科学の進歩と「努力」について、少し僕自身の考え方が変わってきた部分についての報告でした。
このあたりの話は、今後も継続して学習して、面白い話があれば、またお知らせしたいと思います。
という事で、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.856 -了-]---------------
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