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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第895号●2024年1月27日(土)
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読者さん、こんにちは。
先日から、「レシートスキャンボードPRO」の話ばっかり書いていましたが、実はこの「紙」のスキャン器具と、数日前に書いていた「QRコードの貼付け」とは、表裏一体の関係にありまして、

●インプットとしての「レシートスキャンボードPRO」
●アウトプットとしての「QRコード」

という役割分担になります。

特に僕の場合はスマホサイズのメモ用紙である「ツイストノート(オープンノート)」のメモサイズをずっと使い続けてますから。

で、この「メモ用紙」は、基本的に「カード」として使っているわけです。

もともと、梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」で紹介されていた「カード(情報カード)」が、考え方としてとても便利で、ずっといろいろなシーンで活用してきて、その最終的な形態として、「ツイストノートメモサイズ」にたどりついてるわけです。

カードというのは、使った人なら分かると思うのですが、保存方法がカードボックスくらいしかなく、なおかつ活用方法が広い机の上に広げる、というやり方をするしかない、かなり特殊なツールなわけです。

特に、この「広い場所に広げる」というのはなかなかにハードルの高い活用方法でして、これを薄目の用紙＋カードサイズを小さめにすることで、かなりハードルを下げることができるんですね。

机の上が散らかっていたとしても、数枚程度なら充分に広げて見比べられるし、読み返したり転記したりという活用が終わったら、即座に重ねて保管できるわけです。

これに加えて、バインダー用の穴が空いているので、

●白紙の用紙を束ねて持ち歩いてメモにできる

のは当然ながら、必要なメモ

(例えば映画の予約番号とか、
打ち合わせに出かける時の訪ねる相手の名前とか)

をメインノートにバインドして参照もサッとできるし、先日紹介したように、関係するメモ数枚をメインのバインダーのテーマページに綴じこむこともできます。

(例えば携帯のキャリア変更で、変更したい機種情報、携帯番号、MNP番号などを、チェックした時にメモり、それらのメモ複数枚をまとめてメインノートにバインドするなど)

で、ここまででもかなり利用する利便性が高まっているわけですけど、これらに加えて、デジタル化の利便性が加わるんですね。

上記の映画の予約番号とか携帯のMNP番号とかはテンポラリ(一時的)な情報ですが、たとえば先日も例に出した「女王罠の作り方」などは、溶液の比率とかペットボトルをどう改造するのかとかをちょこまかとメモしてあって、「毎年使う」情報なわけです。

こういう情報はメインノートにバインドすると使用頻度が低いのに下のページが読みにくくて邪魔だし、ボックスに入れると死蔵しやすいし、ということで、スマホスキャンしてデジタル化して、QRコードでスマホですぐに呼び出せるようにしておくと便利なわけです。

で、この間からいろいろやってるんですが、このQRコードというのは呼び出しには便利なんですが、ノートに貼り付けるのはけっこう手間なわけです。メモ用紙一枚ごとにQRコードを作って貼り付けるなんてことはできません。面倒くさすぎる。

なので、こういうスキャンデータを保存するフォルダを、自分のホームページの保存空間に設置しておいて、その保存フォルダのQRコードだけを、ノートにプリントするようにしました。(あ、自分のホームページなどのサーバー契約をしてないとこれはできませんけどね。※)

※僕の場合はDropBoxとサーバーが自動連係するように自動アップロードソフトを組み込んであります。

フォルダ名さえQRコード化されていれば、たとえば女王バチを捉える罠の作り方なら「jyoouwana.jpg」とかのファイル名にして保存用フォルダに保存し、このファイル名だけをノートの必要なページにメモしておくのです。

これで必要なファイルを呼び出す時はQRコードでフォルダまでのアドレスを入力して、あとは「jyoouwana.jpg」というファイル名をノートを見ながら入力するだけで目的のファイルがパッとスマホで開くことができるのです。

言葉で手順と仕組みを書くと、かなり複雑なことをやってることになりますが、利用している僕としては超便利な仕組みです。

このQRコード呼び出しの仕組みがある程度確立できてきた上に「レシートスキャンボードPRO」が手に入ったので、これで本当にメモ情報の分類・整理・活用が連携して快適に使えるようになってきました。

ということで、今日のメルマガはかなり長めになりましたが、今日はここまでです。

ではでは、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.895 -了-]---------------

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