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サイズの見直しをしたら思っていたのとは違う世界が広がりました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第908号●2024年2月9日(金)
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読者さん、こんにちは。
今日は昨日の「袋入り(フィルム包装)のティッシュ」の話の続きです。

「箱入り」ティッシュは、箱の存在感が意外に大きく、「袋入り」は存在感が小さくて邪魔にならない、という話を昨日はしました。

で、この「袋入りティッシュ」と「箱入りティッシュ」を比べてみると、実はティッシュ1枚1枚の大きさも微妙に違うのですね。

この袋入りティッシュは、 ティッシュ一枚の大きさが 縦197mm×横178mm で、横の長さがかなり短めです。
(箱から取り出したときの「口」方向が横の長さで、抜き取る「長さ」が縦方向です)

一般的な箱入りティッシュだと、ティッシュ一枚の大きさは、

縦197×横217mm
縦188×横228mm
縦198×横216mm

というように、おおむね横の長さは、20センチを超えているんですね。でも、この「袋入り」は、横幅がかなり短いんですね。

これまで「箱入り」を買うときは、この一枚のサイズを確認して、できるだけ一枚サイズの大きいものを選んでいたんです。

というのは、やはり横幅が長いと面積が大きく、さまざまな用途にしっかり対応できるからです。鼻をかむときは当然ながら、何かを拭くのに使ったり、手の汚れをぬぐったり。そういう多用途を頭に置いて大き目を購入していたんです。

しかし、この袋入り(フィルム包装)のティッシュは一枚のサイズが小さいものが多く、基本的に僕は避けていたんですね。

というのは、小さいサイズだと、一枚では足りないというような時が頻繁におきるだろうと思っていたからなんです。
一枚では足りない時は二枚つかってしまうのだから、頻繁に「足りない」と感じてしまえば、すぐに2枚3枚と使ってしまって、結局は無駄がおおいだろうと思っていたんですね。

でも、実際に使ってみると、この横の長さが小さめなのは、鼻をかむときには確かに少し狭めに感じるのですが、十分実用の範囲内で、ほとんど問題がなかったんです。

●鼻をかむときに少し横幅が狭め

であるというだけのことで、特段何か他の用途で使って不便だったか? というと特に不便さも感じず、まったく問題がありませんでした。

で、横幅が狭いというのは、面積が小さいということで、トータルすると、枚数の割には価格は安めにもなるんですね。
なので、最近はこの「袋入り(フィルム包装)」のティッシュばかりを使っているんです。

で、同じように「サイズの見直しをしてみると意外に良かった」もののひとつにロール状の「キッチンタオル(キッチンペーパー)」があります。

キッチンタオルに関しては、使用頻度もそれほど高くないので、いつもは特にサイズなど気にせずに買っていたのです。

でも、たまたまトイレットペーパーとティッシュとキッチンペーパーの3種をまとめて買うタイミングがありまして、その時に、車に詰め込むにしても大きすぎるとうっとおしいなぁと思って、いろいろとサイズを確認したことがあったんです。

で、その時に「ミシン目」の入れ方が他のキッチンペーパーとは違う商品があったんですね。

通常キッチンタオルは20cm程度ごとにミシン目が入っているのですが、これが10cmごとと、半分になっているものがあったんです。
で、たまたま、そのミシン目の半分のものを使ってみると、実によかったんですね。

キッチンタオルを使う時は、これまでは必ず20cmで使っていたから無駄になるときはかなり大きく無駄が出てしまうんです。
皿についた油をふき取りたいとか、手をきれいに拭きたいとか、食器の水分を取ってしまいたいとか、猫が吐き戻ししたものを処理したいとか。

いつも大量に無駄が出ていたと思います。

しかし、ミシン目のサイズが半分だと、10cm程度で切って、普通の皿ではなく小皿のソースをぬぐいとるとか、皿の汚れをしっかり取りたい時も20cm二回分ではなくて、10cmの長さを三回分いっきにちぎるとかして、本当に無駄なく使えるようになったんです。

ああ、これはいいなぁとけっこう気に入ってしまいました。

この事例はティッシュやキッチンタオルという、そもそも「捨てる」ことが前提の事例ですが、ノートや手帳などの文具でも、意外にサイズを変更することで利便性がぐっと上がるということはよくあります。

書くいう僕も、仕事をし始めてからずっとノートはB5サイズを使っていたんですが、最近ははっきりとB6サイズです。

キッチンタオルのように、基本単位を小さくするとそのことがきっかけで用途そのものがグッと変わってくるということは多々あります。
その意味でサイズを見直してみるというのは、良い考え方なのじゃないかな? と、最近では考えるようになってきました。

あなたも、いまお使いの、さまざまな「道具」のサイズを見直してみても悪くはないかもしれませんよ。
まったく新しい使い方を思いつくかもしれません。

ということで、今日のメルマガはここまで。
では、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.908 -了-]---------------


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