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3号連続で「ブレン 4+S」に関する記事です。それだけ期待の高い商品なんです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第923号●2024年2月24日(土)
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読者さん、こんにちは。
前号、前々号と、多機能ボールペンの新製品「ブレン 4+S」について書きました。
実は、アマゾンなど通販サイトですでに予約販売がはじまっていたので、さきほど0.5mm芯のものを白と黒の2本、ポチって来たところです。
文具好きではあるのですが、筆記具などは書き心地などを店頭で確認しないと購入しないので、まだ発売されていない商品をネットで予約購入したことなんて、いままでにないのです。
でも、この製品に関しては、長年待ち続けた製品ということもあるので、生まれて初めて「文具の予約購入」ということをしてしまいました。
期待通りの使い勝手だと良いのですが。
で、なぜ予約購入に踏み切ったかというと、その予約サイトに載っていた商品情報の中に、昨日も紹介しましたゼブラの先代の4色ボールペン+シャープペンシル多機能ペンの「クリップオンマルチ」よりも軸径も軸の長さもコンパクトになった、ということが書いてあったから、なんですよ。
「クリップオンマルチ」は本当に気に入っていて、2004年に発売された商品ですから、2006年ごろから使い始めたとしても、多分10年以上は使い続けていたと思います。
使わなくなってしまったのはやはり「ブレン」の登場による「書きやすさ」体験が、あまりに圧倒的だったからなんですね。もう、普通のボールペンは使う気にならなくなってしまいました。
世間的には「ジェットストリーム」の発売年が2006年なので、ボールペンの大きな流れはジェットストリームに流れていたのだろうと思うのですが、ジェットストリームの「書きやすさ」には、あまり惹かれなかった、というのが実情でした。
ジェットストリームの「書きやすさ」よりは、クリップオンマルチの「多機能性」が実用的に便利だった、ということだと思います。
ところが、ブレン登場以後は僕の優先順位が「書きやすさ」に完全移行してしまって、クリップオンマルチを捨ててまで、ブレンに変えてしまった、というのがあるわけです。
で、クリップオンマルチの弱点として、やはり多機能ボールペンなので、軸径が太いわけです。これがかなりしんどい部分でして、当初はプラスチック軸の廉価版クリップオンマルチを使っていたのですが、途中から金属軸で軸径が少し細くなった「クリップオンマルチ3000」を愛用していたんです。
軸径というのは、太いとやはり疲れやすいし、ペンホルダーなども選択肢が少なくなりがちで多機能ボールペンの弱点のひとつなんです。
しかし今回の「ブレン 4+S」は、軸径も細いわけですから、それだけでもメリットは大きい。期待するしかないわけです。
また軸の長さ、つまりボールペンの全長ですね。これも短くなっている、ということですから、これも低重心化に貢献するだろうと思われるわけです。
多機能ボールペンのお尻の部分、消しゴムが付いている場所というのは、多色のボールペン軸を切り替える部品やスプリングなどが入ってくるので、どうしても重みが増すところなわけです。その機械部分の位置を少し下げた、というだけでペン先のブレを減らすのには、かなり効果があるだろうと考えられるんですね。
また、ブレンシリーズは、ペン先の太さ、つまり「文字の線の太さ」を決定する「ボール」部分の直径も「0.7mm」と「0.5mm」の二種類があるんです。
実際に使ってみると、ペン先がブレないブレンだと、この「細字」というものが実に気持ちよく扱えるわけです。
細い字でノートや手帳に書き込むと、それこそ文字サイズ自体を小さくできます。なので、一ページに書き込める文字量に違いが出てくるわけです。
僕はいまB6サイズのノートを使っていますが、クリップオンマルチを使っていた期間は、B6サイズのノートに書き込める文章量が、やはり少なかったと思うのです。
しかしブレンの0.5mm芯による細字で小さい文字サイズで書くようになってから、一ページの書き込みの圧縮率がかなり変わったと思われるんですね。
その意味でも、今回の「ブレン4+S」の0.7mmと0.5mmの2ラインアップの登場というのは意義が大きいと思います。
昨日書いたように「4色+シャープ」の5機能と商品的にはうたっていますが、実際には「消しゴム+クリップ+書きやすさ」で8機能なのです。
しかし、従来のクリップオンマルチと比べると「細字」という機能も加わるわけですから、気持ち的には9機能付きのボールペンだと言ってもよいと思うのですよね。
ということで、商品が到着したら、またレビューしたいと思います。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.923 -了-]---------------