[925号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

「デジタルとアナログの使い分け」ということは、けっこう真剣に取り組んでいるテーマなのですよ。別に趣味や好みを最優先させてやっているというわけではないのです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第925号●2024年2月26日(月)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、

「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」

をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
今日は午前中にちょと用事がありまして、ちょっと発行が遅くなりました。申し訳ありません。

さて、昨日はデジタルとアナログの使い分けについて考えてみました。

どうして急にデジタルとアナログの使い分けをテーマにしたのかと言うと、自分のやっている作業を総合的に考えていくと、読者の方からは僕が、デジタルもアナログも「好きな手法」を適当に好みで紹介しているように感じられるのではないかな? と思ったからなんですね。

デジタルの手法なら、「ブラインドタッチ」ですね。
そしてアナログの手法は「手帳やメモ」と言うテーマです。

ご理解いただきたいのは、このメルマガで取り扱っているデジタルとアナログのそれぞれの主たるアプローチは、

●デジタルの手法なら「ブラインドタッチ」が最重要。
●アナログの手法では「手帳やメモ」が最重要。

というご提案なわけです。
単に趣味とか興味でブラインドタッチと手帳・メモの紹介をしているわけではないのです。
ここをはっきりお伝えしておかないとなぁと思いいたった、ということです。

実際、ネットを見回せば、オンラインのサービスで、「メモを取る」ためのツールだとかサービスだとかが、たくさんあります。

そして、ものによっては、「とても効率的だから使うのが当然だ」「使ってない人は使いこなす能力がないのじゃないか?」とまで思われかねない人気ぶりだったりもします。

しかし、僕もかなりの年月デジタルでメモを取るとかクラウドにデータをアップロードする、というようなことを繰り返しやってきているわけです。

そして、その経験上「アイディアメモ」であるとか、「打ち合わせメモ」というようなものに関してはノートPCのようなデジタルなツールを使いこなすよりも、もっとシンプルなメモ帳や手帳、ノートなどなどを上手に使いこなす方が、結局記憶にも残りやすいし、メリットも大きいわけです。

逆に、長文の構成を考えるとか、原稿の執筆を行う、というようなこまかな作業に関しては、PC上でデジタルでやった方がうんと効率もいいし、その効率を高めるためには「正しいブラインドタッチ」技能を、基礎から習得してしまうのが、一番効率的だということなんですね。


ところがですね、例えばブラインドタッチ関しては本来1~2週間で身につく程度の技能なのに、何年間も練習をずっと続けている、と言うような方もたくさんおられるわけです。

つまり、僕が「デジタルにはブラインドタッチ。打ち合わせやアイディアなどは手書きメモ」と、用途を規定した上で「このやり方を使いましょう」と言ってるのは本当に効率的だという確信のあることをこそチョイスしてお知らせしている、ということなんです。

こういう無駄は、本当に意味がないし、人生がもったいないと思うんですね。

ということで本当に役に立つことをこそ、多くの方と共有、シェアしたい、ということを考える、積み上げていく、というのが僕のこのメルマガの趣旨なので、文具ならなんでも紹介とか、デジタルツールならなんでも紹介という考え方でやっているわけではない、ということなんですね。

いや、もちろん、目新しいものとか、発想が面白いものなどに関しては、使ってみないと良さが分からない、という部分はありますから、そこは貪欲に取り組みたいな、とは思っていますが。

ともあれ、デジタルとアナログをどう使い分けるかということに関してはまだこれからも色々とお話ししてみたいなと思っていますのでよろしくお願いします。

ということで今日はメルマガはここまで。
ではでは、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.925 -了-]---------------


[925号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→