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「ブレン4+S」は使わなくなるかもしれません。製品の性能の問題ではなく、僕自身の事情があるからです。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第937号●2024年3月9日(土)
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読者さん、こんにちは。
先週の土日に話題にしていた、ゼブラの新作ボールペン「ブレン4+S」ですが、何度か使っていて、少し問題があることが分かりました。

と言っても、製品に問題があるわけではなくて、僕自身の状況的に問題があったのです。

月曜日に「ショックな出来事」として、「以前のクリップオンマルチより軸が太い」という話を書きましたが、あれが結局、かなり問題だったんです。

いや、多分、一般的には全然問題にはならないだろうと思われる話なんですが、僕的には大問題だったので、それについてちょっと書いておきます。

僕側の問題というのは以下の2つ。

●1.右手のヒジの痛みがまだ残っていて、太軸のペンだと長文を書くと疲れてしまう。
●2.SARASA NANO (0.3mm) に慣れてしまってかなり小さい字でないと納得できない。

ということなんですね。

ブレン4+S自体は書きやすくて最高!なんですけど、ペン軸が多少太く、でもそれも書いていれば全然気にはならないんです。

ただ、SARASA NANO (0.3mm)の細い字になれてしまった僕は、通常のノート取りでも、かなり小さい文字で書くようになってきてるんですね。
となると、ノートの標準的なフォーマットそのものが、かなり小さい文字を前提としたものになってしまってまして、少しでも大き目の文字で書くと、いろいろはみ出したり問題が出てくる可能性が高いわけです。

なので、「ブレン4+S」でも SARASA NANO なみの小さな文字を書かねばならなくなります。
で、「ブレン4+S」でも、そういう小さい文字は書けるんですよ。全然問題ない。ただ、ペン軸が太いと、その小さい字を書くための手指のコントロールがかなり微妙になるんですね。
ほんの少しだけ握る力を強めたりしないといけない。

これもおおむね問題はないんです。ブレン4+Sでも文章を小さい字で書いていくことは問題なくできるのです。

ただ、僕の場合、おととしにヒジを痛めてから、腕や手首に痛みが出て、日常動作の多くをうまくコントロールできない日々が続いていたわけです。

で、やっと去年の春くらいから日常作業の9割までは普通にやれるところまで回復してきたんですね。ただ、手首を回す動作だけが、少し疲れがたまりやすいんですよね。

「疲れがたまりやすい」というだけであって、普段は特に問題はないんです。
ただ、今回のブレン4+Sの試用でよくわかったんですが、少し長めの文章を手書きで書こうとすると、手首に疲れがたまってきて、けっこう辛い状況になるようです。

で、それも SARASA NANO のような細い軸のペンならよほど長文でも書かない限り手首が痛くなったりはしないんです。
でも「ブレン4+S」の太さだと、かなりすぐに疲れてしまう感じなんですよね。

普段の一行二行だと問題はないのですが、4行5行書きたいというような時は少し手首が疲れてしまうわけです。
それも、SARASA NANO を使っていた時のような「小さな字」でメモを取ろうとすると、より一層疲れが早くたまってしまうかんじなんですね。

ものは試しと、「ブレン4+S」の先頭部分についているゴム素材の緩衝材を取り外してみたんですね。
すると、ブレン4+S の先頭部品はオール金属製だ、ということが分かりました。これで低重心を実現していたわけです。
で、ゴムのすべり止めを取ってしまうと、かなり軸が細くなるので、これだととても快適に使えることが分かりました。
重心もほんの少し上にあがりますが、さほど問題はありません。

なので、まぁ家の中で使うのなら、これで良いと思うのです。
しかし、この緩衝材を取り外して、むき出しの金属部品のまま使っていると、やはり見た目も良くないですし、出先で使うというのは少し抵抗があるんですよね。

で、たまたまそんなことで悩んでいた時に文具店に出かけ、いま大人気のジェットストリームの4色ボールペンを使ってみると、これはこれで使い勝手は良いわけです。

ブレンとジェットストリームを比べると、ジェットストリームは、インクの質がちょっと「ボテ・モレ」側に傾いてるのが嫌で使ってなかったんですが、軸の太さの問題もあるし、ちょっとジェットストリームシリーズの導入も検討してみようかな? という気持ちになってきたんですね。

手首が痛くなければ、こういう「浮気」もしなかったと思うのですが、こればかりは仕方ないかなぁと。

ということで、この「4色多機能ボールペン活用」に関しては、ちょっとしばらく色々試してみる予定です。

ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.937 -了-]---------------


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