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日常よく使う筆記具なんて、一週間とか二週間では、その「良さ」を実感できないんじゃないですかね? いろいろ変遷を重ねてきて感じることを書いてみます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第954号●2024年3月26日(火)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、「無地のノート」に関しての復習をしました。
手帳やノートの活用においては、この「無地のノート」と、先日お知らせしていた、多機能ボールペンを使った「一本筆箱」の考え方とが、僕の中では2大重要手法なんですね。
ところが、実は、この二つの手法を同時並行して活用するのは、実は先日紹介した多機能ボールペン「ブレン4+S」が発売された、これからが「初めての体験」になってくるんです。
というのは、単色ボールペンの「ブレン」が発売された時に、そのあまりの書き味の良さに感激して、「もっといろいろ書いていきたい」と新しいノートを購入しようとして、横罫ノートと間違えて購入したのが「無地のノート」だったからです。
で、間違えて買った「無地のノート」が、思わぬヒットになって、メインノートをすべて無地に変更してしまうところまで進化してきたわけです。
でも、その過程で使っていた筆記具は「一本筆箱」ではなく、単色のブレンばかりでした。
いや、実際には、ブレン3Cという黒赤青のボールペンに、ブレン2+Sを加えて、エマルジョンインクの緑を加工して使ったりはしてましたし、この1年とちょっとは、サラサ・ナノという水性ボールペンも使っていたりもしたわけですが、要は「ブレンの多機能ボールペンがない」がゆえの、変化球的活用手法だったわけです。
先日から、「ブレン4+S」を使い始めて、そろそろ1か月が経とうとしているわけですが、やっと、自分の中の「無地のノート」と「一本筆箱」の手法がひとつになって、かなり満足度の高いノート生活を送れています。
そういう意味では、「ブレン4+S」の登場は、僕にはかなり大きなエポックメイキングな出来事なんですね。
そういうこともあって、日々、「ブレン4+S」を使っていて、この独自のスタイルのボールペンを、どんどん好きになってきているところです。
特にあまり考えていなかったのですが、「ブレン4+S」の独自のデザインが、妙に手にしっくりとなじんで使いやすく、「んん? これはいったいどういうことだ?」と、不思議に感じていたのです。
でも、くりかえし手の中で「ブレン4+S」を握り返したり、ペン色の変更をしたりしているうちに、重要なことをふたつほど発見したのです。
それは
●ペンの全長が短い。
●ペン頭が楕円形という異形である。
というふたつの特徴です。
これはよくよく見ないと分からないのですが「ブレン4+S」の公式ページを見ていて気付いたのでした。
で、この二つの特徴があいまって、「ペン色の切り替え」がやたらとスムーズなんですね。
どういうことかと言うと、切り替えのためのボタンの位置が少し低くなっていて、書いている状態からボタンを押すまでの指の動きが短くて済むんですね。
本当に3mmとか4mmとか、その程度の違いでしかないんですが、これがけっこう快適さに大きく貢献しているんですね。
実際には、これまでのブレンシリーズの「3c」も「2+S」も同じ長さなので、今回やっと気づいた特徴、ということになるんですが、「そうか、なんか使いやすいなと感じてた理由のひとつはこれだったか」と妙に納得しました。
それに加えて、ペン軸の頭側が「楕円形」であるという点。これも、こうして4色ボールペンになると、色の切り替えにものすごく大きく貢献しているんですね。
この「オーバルヘッド」のおかげで、手触りだけで、どのボタンが何色なのかが、本当に瞬時に分かるんです。
これは計算してデザインされてるなぁと改めて感心してしまった部分でした。
一か月使ってみて、やっと「なぜか使いやすいなぁ。なんでやろ?」と考えるに至ったという感じなので、やっといまごろ「これはええわ」と実感しはじめているような次第なのです。
使ってみて実感しましたが、やはり「ブレン4+S」は、けっこうお勧めのボールペンです。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.954 -了-]---------------