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[alt+space]で、ウィンドウを移動させたり、サイズ変更したりできるのですが、お使いですか? 人によりますが、マウスを使うより便利な場合は多いと思います。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第958号●2024年3月30日(土)
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読者さん、こんにちは。
パソコン環境を2月の頭から変えておりまして、そのせいで、多少、いつも使っている操作と異なる操作を導入したりしています。
というのは、Windowsもアップデートして10から11に変えたので、どうしても操作を変更せざるを得ないところが出てきたからです。
(具体的に説明するのは手間なので、そのうちにまた。僕としては機能が減ったので改悪だと思ってますが。)
で、その流れで、いつもは使っていない、
●ウィンドウの移動・サイズ変更のキーボード操作
を、時折使用するようになりました。(なぜ使用してなかったのかは後述)
ウィンドウのサイズ変更とか移動とかは、普通の人はマウスでやるはずなんですよね。
これがねぇ。
かったるい!
面倒くさい!
場所が取られすぎ!
操作にムダが多すぎる!
その割に頻度多い!
本当にもう、最悪で大嫌いでして。
こういうメルマガのように文章を書く作業をしていると、各種ウェブサイトなどを見ながら、原稿を書くということを頻繁にするわけですが、その場合、参照しようとするだけでも、文章を書くソフト(エディタ or Wordなどのワープロ)と、ウェブブラウザ(Edge や chromeなど)を行き来しないといけなかったりします。
二つのウィンドが完全に左右に分かれている場合は問題なく参照できるのですが、作業の都合上ウィンドが重なっていたりすると、どうしてもマウスを使かわざるを得なかったりします。
これをマウスでやると、
1.キーボードから手を離し、
2.目をディスプレイから離し、
3.机上のマウスを探して、マウスを手にし、
4.目を画面に戻してマウスカーソルを探し(マウスをくるくる動かす)、
5.ウィンドウを移動・サイズ変更する操作をし、
6.マウスから手を離してキーボードに手を戻し、
7.目でホームポジションを確認して指を置きなおし、
8.ふたたび画面を見て、
9.今度はテキストカーソルの位置を探し(矢印キーなどでテキストカーソルを動かして確認)
10.原稿書き作業に戻る
ということをやらねばならなくなるわけです。
超ムダ。
なので、こういう複数ウィンドウを操作するときは、基本
●ウィンドウズキー+矢印キー(←→↑↓)
で、テキストエディタを画面半分に移動させ、残り半分を、
●alt+tab
で選ぶ、という操作をしています。
これだと、バカなマウス操作を完全に省けるので、大変便利なわけです。
なので、最近は、この
●ウィンドウズキー+矢印キー(←→↑↓)
●alt+tab で選択
というコンビネーションでのウィンドウ操作が無茶苦茶に増えております。
この「ウィンドウズキー+矢印キー(←→↑↓)操作」が出来た時は、本当にすごくうれしかったんですよね。
ただ、それでも、どうしてもちょっとした操作でやっぱりマウス操作は必要なことが多く、そういう時は、僕の場合は、もう物理的にキーボード自体を完全に変えてしまう、という荒業を使っているわけです。
それが「トラックポイント付きキーボード」です。
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もうね、このキーボードがないと、まともなパソコン操作をするのは無理とまで思います。
上記で
1.キーボードから手を離し、
2.目をディスプレイから離し、
3.机上のマウスを探して、マウスを手にし、
4.目を画面に戻してマウスカーソルを探し(マウスをくるくる動かす)、
5.ウィンドウを移動・サイズ変更する操作をし、
6.マウスから手を離してキーボードに手を戻し、
7.目でホームポジションを確認して指を置きなおし、
8.ふたたび画面を見て、
9.今度はテキストカーソルの位置を探し(矢印キーなどでテキストカーソルを動かして確認)
10.原稿書き作業に戻る
という10ステップだった操作を、トラックポイントキーボードにすると、6ステップ削除して、
4.目を移動してマウスカーソルを探し(マウスをくるくる動かす)、
5.ウィンドウを移動・サイズ変更する操作をし、
9.今度はテキストカーソルの位置を探し(矢印キーなどでテキストカーソルを動かして確認)
10.原稿書き作業に戻る
の4つだけで済ませられるんですね。
もう、本当にこのキーボードは大好きで、このキーボードなくして、まともな作業はできないと僕は思っています。
ただ、Windows11に環境を変更したことと、最近このキーボードの反応が少し悪くなってきたことがありまして(いま買い替えを検討中です)、時たま
●キーボード操作でウィンドウの移動・サイズ変更
をする、ということをやっているんです。
で、トラックポイントキーボードの購入は、お金のかかることでもありますし、なかなか気軽にみなさんにはお勧めしにくいのですが、どんなキーボードでも使えるキーボードによるウィンド操作のコマンドなら、お知らせしても損はないかな? と思ったわけです。
というのも、どうにもWindowsが普及して以来、この「キーボードでウィンドウを操作するコマンド」は、あまり紹介されなくなってしまったからです。
でも、多分、知っておくとけっこう便利なはずなのです。
なぜかというと、最近はディスプレイが大型化してきていて、複数ウィンドを開いてウィンド操作をする場面も多いからです。
キーボードでウィンド操作をするコマンドは、すべて
●Alt+Space
で表示されるメニューから選択できるようになっています。
なので、とりあえず、
●Alt+Space
で、ウィンド操作のメニューが出る、とだけ覚えておくと良いかもしれません。
(あと、ウィンドの切り替えは[Alt+tab]です。これも頻繁に使うので注意)
マウスを使うということは、いま作業しているPCの作業場である「ディスプレイ」から目を退場させることになります。
キーボードでウィンドウを扱うと、その「作業場からの退場」そのものがなくなりますので、操作効率がグンと上がるのです。
よかったら一度お試ししてみてください。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.958 -了-]---------------