[964号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

ToDoリストは使っていますか? 最近僕はToDoリストの「作り方」自体を考えています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第964号●2024年4月5日(金)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、

「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」

をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
今日は少し、事務処理の中でもかなり一般化されてきた「ToDoリスト」について考えてみたいと思います。

ToDoリストというのは、やるべきことを列挙して、優先順位などを考慮して、実行し、処理が終わったらチェックして、行動の実行漏れを防ぎ、モチベーションアップを呼び起こす、というもので、けっこう人気の手法だと思います。

ただ、このToDoリストを付けるという手法は、僕の実感としては「今日一日の行動に限定」した時だけ効果がある、というようなものに思えます。

そもそも資格試験のようにある程度の学習機関が必要な場合は、毎日学習が必要でしょうし、これを日々の行動に落とし込んでいくとなると参考書の一単元を今日の課題に割り振るというような「細分化」がないとToDoリストには落とし込めないわけです。

で、ここで重要なのは、資格試験であれば書店に行けば学習すべき項目の「全体像」がすぐに分かるけれども、そうではなくて、自分自身に知識も経験もない場合には、この「全体像」をいかに把握すべきなのかの手がかりもつかめない、ということです。

なので、僕の場合はいま、学習することも含めて、まず全体計画を大き目の紙に書いて、そこからテーマを細分化して実行計画に落とし込み、日々のToDoに入れ込む、というやり方になってきています。

とは言え、締め切りのないような事柄が多いので、かなりゆるゆるではあるのですが、それでも「大きな計画→細目化」という流れを作っておくと、少なくとも似たようなことを繰り返しては失敗し、時間やリソースを無駄にする、ということは防げているのではないか? と思います。

このあたり、実はいろいろとDIYで家の中の床のやり直しであったり、窓枠の付け替えであったり、工作をいくつもやってきたことが、かなり大きく影響しています。

DIYで何か作るとなると、まず全体計画が必要で、そこから材料であったり、実現するための「作り方」であったり、あるいは工作するための器具や治具の購入や制作など、実際に「作る」前に準備項目がものすごくたくさんあるわけです。

まずは、そういう「準備工程」を済ませないと、具体的な「工作作業」には移れませんし、仮に準備不足で工作工程に入ると、とんでもなく効率が悪かったり、無駄な繰り返しが発生したりするわけです。

で、このDIYの全体計画を練る時に、いつも使っているのがA4コピー用紙なんですね。
とにかく、A4の大きさの紙に、思いついたことをどんどん書いていく。はじめのうちは、工作のアイディア程度のことかも知れないし、何かの参考図書や動画の内容の書きうつしだったり、いろいろするわけですが、そういうことを繰り返し一枚の用紙にワンテーマでやっていくわけです。

で、それをやっていくうちにアイディアや方針も固まってきますから、そのうち実際の家の中の窓の横幅を測ったりして必要サイズを導き出して、その数値も同じA4の用紙に書き込んでおくわけです。

こういうことを繰り返していくうちに、具体的な工作手順も自然と固まってきますし、作業の「細目化」も無理なくやれるようになってくるわけです。

今日はToDoをリストアップする前に行うべきA4コピー用紙によるアイディア出し・全体計画立案の方法について書いてみました。
もし何か新しい課題に、あなたがチャレンジすることがあったら、この手法のことを思い出してみてください。そう悪い結果にはならないと思います。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日、お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.964 -了-]---------------


[964号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→