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「継続は力なり」というのは分かっているけど、どうやって続ければいいの? という疑問への回答がひとつ見つかりました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第984号●2024年4月25日(木)
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読者さん、こんにちは。
前々から、人間の能力は継続することで伸びていく部分は大きいという話をしていました。

いや、というか、そもそも年齢とともに能力は落ちていくんですよね。だから、まず現状維持のためにも継続的努力が必要なわけです。

でも、この「継続」というやつ、なかなか身につかないものだったりするんですよ。
で、これをどうやって続けていけばいいのか? というのが、なかなか方法として良いものが見つからなかったんですね。

でも、最近少し分かってきたことがあるので、ちょっとシェアしたいと思います。

ハッと気が付いたのは、各種の「クスリ」なんですね。
医者にかかると、お薬を一週間分とか処方されたりします。

で、薬を飲むのは「食前」だとか「食後」だとか、決まっているではないですか?

あの薬を飲むのに「食前」「食後」という指定があるかと言うと、いちばん大きな目的が

●食事は毎日するので、そのタイミングに合わせて飲めば飲み忘れは防ぎやすい

というところにあるからなんですね。
いや、まぁ当たり前と言えば当たり前なんですが。

でも、だからこそ、この当たり前に強力な手法を利用しない手はないと思うのです。
だから、何か新しい習慣を身に着けたいと思ったら、食事のタイミングで何かをする、というようにすれば、これはかなり定着しやすいはずです。

でね、実は3月の終わりくらいに、このメルマガにも書きましたが、「メタボ健診」なるものを受けてきたんです。
健康診断を受けて「少しメタボですね。運動しましょうね」と注意され、メタボ解消のための努力目標設定をされたわけです。

それが、

●食後30分以降の簡単な運動

だったんですよ。

これがね、意外にいい。

食事をした後に行う、ということなので、けっこう思い出しやすいんですね。
で、一日3回くらいは食事をするわけですから、一回や二回運動を忘れても、まぁ一回くらいは思い出すんですよね。

で、これをいつものように手帳にメモするようにしたわけです。
そうなると、手帳で仕事や目標の管理もやっているわけですから、それらの予定や課題も必然的に思い出すんですね。

なので、

●食事→運動→記帳

というのがワンセットになりつつありまして、いろいろ忘れずにやれるようになってきているわけです。

特に効果的だな、と気づいたのが「食後の運動」というやつです。

ほんとうにね、ほんの少しでも体を動かすと、脳内物質のエンドルフィンとやらが排出されるらしいので、そもそも「やる気」を発動させるのに、かんたんな体操というのは、かなり効果的な手法なのだ、ということが分かってきました。

ということなので、

●食事→運動→記帳

というサイクルを、自分なりにカスタマイズしてやれば、けっこうな「行動」ができるようになり、さまざまな学習なども効率的になるのではないかな? と思っております。

ということで、今日は継続的な行動を定着させるために必要な「仕組み」とは何か? ということを考えてみました。
今日のメルマガは、ここまで。
では、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.984 -了-]---------------


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